空中写真の閲覧

空中写真の閲覧について

はじめに

空中写真とは、飛行中の航空機などから航空カメラにより地表面を撮影した写真のことを言います。
国土地理院では主に、地形図作成や、地形・土地利用の判読解析などに空中写真を利用していますが、その他にも地質・植生状況など無限の情報が盛り込まれており、国土の利用、保全、防災計画といった行政分野をはじめ、研究・教育分野など幅広い領域で活用されています。また、国土の様子を時系列で記録保存するという面でも大きな役割を果たしています。
国土地理院では、昭和20年頃から全国土を対象に繰り返し撮影された、約100万枚におよぶ空中写真を保有しています。
これらの空中写真では、その時々の地形、土地利用、都市化の状況がわかり、我が国の戦後から現在までの変遷を一目で捉えることができます。 中国地方測量部では、測量法第28条(測量成果の公開)の規定に基づいて、空中写真の閲覧を行っています。閲覧時間は、 月曜日から金曜日(土・日・祝日、年末年始を除く)の9時00分~17時00分です。
閲覧は無料です。

閲覧できる空中写真

中国地方測量部で閲覧可能な主な空中写真は以下の通りです。
  • 昭和14年(1939年)に旧日本陸軍によって撮影された、広島市中心部の空中写真(詳細はこちらのページから)
  • 米軍によって撮影された、原爆投下前後の広島市中心部の空中写真(詳細はこちらのページから)
  • 主に昭和22年(1947年)~昭和23年(1948年)頃、米軍によって撮影された中国地区の空中写真
  • 昭和36年(1961年)以降に国土地理院が撮影した空中写真

空中写真の利用