地図の北と方位磁石が指す北の”今”のズレがわかる!~地磁気”予測値”計算サイトを公開~
日本全国における現在および今後推定される地磁気値(偏角、伏角、全磁力等)を、地磁気の”予測値”として簡単に計算できる「地磁気予測値計算サイト」を公開しました。
地磁気予測値計算サイトの概要
日本国内で方位磁石(コンパス)は概ね北を指しますが、地図の北から西に少しズレています。そのズレの量(偏角)は札幌で約9度、那覇で約5度と場所によって異なり、さらに時間とともに変化しています。
国土地理院では、全国の地磁気値の分布を表した「磁気図」を5年ごとに公表しています。 現在公表中の磁気図は「磁気図2015.0年値」(2016年12月公表)で、2015年1月1日における地磁気値の分布を表した図です。また、磁気図で表している地磁気値を、全国どの地点でも計算できるよう、磁気図と同時に「地磁気値計算サイト」を公開してきました。
「地磁気値計算サイト」では2015年1月1日時点の地磁気値しか計算できませんでしたが、「地磁気予測値計算サイト」では、磁気図2015.0年値の公表以降の地磁気観測データを使用し、現在および今後推定される地磁気値を「予測値」として計算できます。
◇「地磁気予測値計算サイト」
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_00/index.html
国土地理院では、全国の地磁気値の分布を表した「磁気図」を5年ごとに公表しています。 現在公表中の磁気図は「磁気図2015.0年値」(2016年12月公表)で、2015年1月1日における地磁気値の分布を表した図です。また、磁気図で表している地磁気値を、全国どの地点でも計算できるよう、磁気図と同時に「地磁気値計算サイト」を公開してきました。
「地磁気値計算サイト」では2015年1月1日時点の地磁気値しか計算できませんでしたが、「地磁気予測値計算サイト」では、磁気図2015.0年値の公表以降の地磁気観測データを使用し、現在および今後推定される地磁気値を「予測値」として計算できます。
◇「地磁気予測値計算サイト」
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_00/index.html

地磁気予測値計算サイトの機能
- 地図から任意の地点を選択し、求めたい日※)を計算日の欄に入力することで、地磁気値(予測値)を計算できます。
- 本計算サイトでは、複数点を一括で計算処理することも可能です。
- 日々刻々と変化する地磁気に対応するため、本計算サイトは毎年更新(公開)を予定します。
※)予測値の精度を確保するため、計算が可能な期間は2年を目処としています。(本公開では、公開日~2021年12月31日)
注意事項
本計算サイトで得られる地磁気値は「予測値」となります。地磁気の変化する傾向によっては、実測値と乖離する場合があります。
参考
正しい偏角の情報を知らなければ、登山などをする際に地図の向きが合わずに道に迷うおそれがあります。また、飛行機の航路を決めたり、日影制限のための建物の北側を決めたりする際にも、偏角の情報が利用されています。国土地理院が提供する地磁気データをGISのソフトウェアやスマホのアプリなどで活用することで、地図がより安全・安心に使いやすくなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
◇「地磁気を知る」
https://www.gsi.go.jp/buturisokuchi/menu01_index.html
詳しくはこちらをご覧ください。
◇「地磁気を知る」
https://www.gsi.go.jp/buturisokuchi/menu01_index.html
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