三宅島火山活動に伴う地殻変動(7)
発表日時:2000年07月14日(金) 16時15分
建設省国土地理院(院長 城処求行)は、6月26日から火山活動が活発化している三宅島の地殻の変化を把握するため、三宅島島内の電子基準点でGPS連続観測を行っています。
三宅島島内の4点のGPS観測点を用いた6時間解析(最終データ7月14日06時00分-12時00分)によると、噴火と雄山山頂部の陥没があった8日以降、日周的な変動を繰り返しながらも観測点間の距離は横這いの傾向が続いています。
14日04時14分頃の噴火の前後では、全ての基線で伸びの変化が観測され、この傾向は8日の噴火の時と同じです。伸びの大きさは、もっとも大きい(5)「三宅3」-「三宅4」で約5cm、もっとも小さい(3)「三宅1」-「三宅4」で約1cmでした。
三宅島島内の4点のGPS観測点を用いた6時間解析(最終データ7月14日06時00分-12時00分)によると、噴火と雄山山頂部の陥没があった8日以降、日周的な変動を繰り返しながらも観測点間の距離は横這いの傾向が続いています。
14日04時14分頃の噴火の前後では、全ての基線で伸びの変化が観測され、この傾向は8日の噴火の時と同じです。伸びの大きさは、もっとも大きい(5)「三宅3」-「三宅4」で約5cm、もっとも小さい(3)「三宅1」-「三宅4」で約1cmでした。
電子基準点間の距離
- 「三宅1」-「三宅3」 約 6km
- 「三宅1」-「三宅2」 約 8km
- 「三宅1」-「三宅4」 約 6km
- 「三宅3」-「三宅2」 約 4km
- 「三宅3」-「三宅4」 約 8km
- 「三宅4」-「三宅2」 約 7km
GPS連続観測の結果は、以下の国土地理院のホームページ(三宅島のぺージ)で公表しています。
http://www.gsi.go.jp/WNEW/LATEST/MIYAKE/index.html
問い合わせ先
建設省国土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
測地観測センター
地震調査官 今給黎 哲郎 (直通)0298-64-4825
地理地殻活動研究センター
研究管理課長 熊木 洋太 (直通)0298-64-5969
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
測地観測センター
地震調査官 今給黎 哲郎 (直通)0298-64-4825
地理地殻活動研究センター
研究管理課長 熊木 洋太 (直通)0298-64-5969