最終更新日:2024年12月27日

GEONETにより捉えられた令和6年能登半島地震の際に生じた地殻変動及び測地観測センターの対応

Crustal Deformation of the 2024 Noto Peninsula Earthquake Detected by GEONET and Responses of Geodetic Observation Center

著者

測地観測センター 越智久巳一・若杉貴浩・山田晋也・宗包晃子・髙松直史・齋田宏明・ 畔柳将人・宮﨑隆幸・宮本純一・大森秀一・小門研亮・田村孝

要旨及び本文

 令和6年1月1日16時10分に石川県能登地方で令和6年能登半島地震が発生した.この地震では,石川県羽咋郡志賀町等で最大震度7,能登地方の広い範囲で震度6弱以上が観測された.国土地理院が運用するGNSS連続観測網(GEONET)では,電子基準点「輪島2」で西南西方向に約2.0 mの水平変動,約1.3 mの隆起を検出し,能登半島を中心に広い範囲で地殻変動を観測した.甚大な被害を受けた能登地方の電子基準点等の現況を確認するため,緊急測量調査を行うこととし,被災地の人命救助活動等を妨げないよう慎重に計画して実施した.緊急測量調査においては,停電や通信回線の不通が回復を見込めない状況であったため,施設の被害状況を調査するともに,GNSS 連続観測を継続させる対応を行った.一部の電子基準点でピラーの傾斜等が確認されたため,移設等による復旧作業を実施した.

  本文[PDF:2,965KB]

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