最終更新日:2025年1月27日

2012年5月のつくば市における竜巻災害について

Tornado disaster of Tsukuba City on May, 2012

著者

地理地殻活動研究センター  小荒井衛・岡谷隆基

要旨及び本文

【要旨】
 2012年5月6日午後12時30分頃から,茨城県筑西市,常総市,栃木県真岡市で相次いで竜巻が発生した.特に常総市で発生した竜巻は,つくば市北条地区の商店街を直撃し,死者1名のほか,家屋の被害や電柱の倒壊など激甚な災害がもたらされた.国土地理院では,被災状況の把握のため,5月7日に茨城県つくば市,栃木県真岡市,益子町における被災地域の空中写真撮影を実施し,撮影された写真を公開した.つくば市内の竜巻被害について,空中写真判読により被害状況を把握し,建物被害を3ランクに区分した.空中写真判読では上空から見た被害状況しかわからないため,被災建物判読としては過小評価になるが全壊建物と大規模半壊建物の分布状況を早急に知るには有益である.また,竜巻通過経路を詳細地形データと重ね合わせることで,地表や建物の被害状況に地形が何らかの関与をしている可能性を示唆することが出来た.
  
  本文[PDF:856KB]

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