企画展「高さってなんだろう?」
企画展「高さってなんだろう?」
開催案内
「近代測量150年」を迎える平成31年を節目として、国土地理院「地図と測量の科学館」(茨城県つくば市)では、国土地理院の役割「国土を測る・国土を描く・国土を守る」について、150年の歩みを企画展で伝えて参ります。今回は、第一弾として、「国土を測る」をテーマに企画展「高さってなんだろう?」を、3月12日(火)から6月30日(日)まで開催します。
平成31年(2019)は、明治2年(1869)の近代測量の発足から満150年に当たります。
明治以降、近代国家への第一歩を踏み出した我が国は、明治期において多岐にわたる近代化への取り組みを行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
国土地理院では、明治以来150年に渡って精密な測量を繰り返し、土地の高さを求めてきました。今回の企画展では、生活に密接に関わる「高さ」について、奥深い高さの世界をご理解いただくように分かりやすく説明いたします。
日本の「高さ(標高)」の基準は東京湾平均海面であることはご存じでしたか?
明治6年から12年に東京湾(霊岸島)で潮の満ち引きを日々記録して、その平均を日本の高さの基準としました。これを「東京湾平均海面」といい、この基準からの高さを「標高」といいます。地形図に載っている高さや測量で使う高さは、この「標高」です。
企画展「高さってなんだろう?」を通じて「高さ」や「測量」を身近に感じて頂ければと思います。
会期
平成31年3月12日(火)から令和元年6月30日(日)
会場
国土地理院「地図と測量の科学館」2階 特別展示室
企画展紹介
みどころ
(1)地面の変動
(2)富士山の高さ
(3)重力ってなに?
(4)最新の測量技術
展示風景
展示パネル一覧
本企画展に使用したパネルにつきましては、PDFにてご覧いただけます。
ファイルサイズの関係で、5分割しています
企画展「高さってなんだろう?」