第23回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第23回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第23回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月14日(火)に、国土交通大臣応接室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞の神戸市立美賀多台小学校6年 桐谷友さん、文部科学大臣賞の富山市立堀川小学校6年 荒井奏音さんが出席され、赤羽国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
左から桐谷友さん、赤羽国土交通大臣、荒井奏音さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
受賞の様子(文部科学大臣賞)
受賞作品の紹介
【国土交通大臣賞】
作品名:「知っとう?神戸の土砂災害 わかりやすい立体ハザードマップ」
受賞者:神戸市立美賀多台小学校 6年 桐谷 友
作品主旨:僕の住んでいる神戸市は、山と海が近く、今までも多くの土砂災害があったことを知りました。神戸市のハザードマップを見てみると思った以上に多くの危険予想区域があり、とてもおどろきました。どのような場所で、どんな危険があるのか調べたことを立体地図にして、それにハザードマップで危険を予測されている場所に色をぬったり、シールで印をつけたりして、たくさんの人に知ってもらえるような立体ハザードマップを作りました。
【文部科学大臣賞】
作品名:「私たちの手で地球を救おう ~すごいぞ!小水力発電~」
受賞者:富山市立堀川小学校 6年 荒井 奏音
作品主旨:私は、総合的な学習の時間で「立山研究」に取り組み、立山に生息する雷鳥が地球温暖化の影響で年々減っていることを知りました。そんな中で、富山県の地球温暖化防止に向けた取組について調べました。特徴的な取組の一つが小水力発電です。農業が盛んで高低差のある地形が小水力発電に適していることを立体地図で表現しました。作品づくりを通して、地球温暖化防止に向け、身近なことから自分にできることに取り組みたいと思いました。