第20回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第20回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第20回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月11日(水)に、国土交通大臣応接室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞の郡上市立三城小学校6年 志津野礼奈さん、文部科学大臣賞のつくば市立竹園西小学校5年 小西菜月さんが出席され、石井国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
左から志津野礼奈さん、石井国土交通大臣、小西菜月さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
表彰状を受け取る志津野さん
石井国土交通大臣に作品の説明をする志津野さん
受賞の様子(文部科学大臣賞)
表彰状を受け取る小西さん
石井国土交通大臣に作品の説明をする小西さん
受賞作品の紹介
【国土交通大臣賞】
作品名:「立体地図で知ろう!郡上八幡の土砂災害危険箇所」
受賞者:岐阜県 郡上市立三城小学校 6年 志津野 礼奈
作品主旨:「土砂災害は怖い。」と熊本地震の被害をテレビで見た時思いました。地震だけでなく、土砂災害への対策も日頃から必要です。危険箇所はどこなのか、一目で分かる立体地図を作りたいと思いました。郡上市の中心部は、山間部の狭い範囲にあり、災害が起こると被害が大きくなります。調査して砂防ダムなどの対策を知りましたが、発生したら逃げることが大切です。地域の方が避難場所を確認する時など少しでも参考になれば嬉しいです。


【文部科学大臣賞】
作品名:「マンホールに刻まれたつくば市の歴史」
受賞者:茨城県 つくば市立竹園西小学校 5年 小西 菜月
作品主旨:私の住むつくば市では、スペースシャトルのデザインマンホールが有名だが、自宅近くで「桜村」と書かれたマンホールを見つけ不思議に思った。調べてみると、約30年前に桜村は他4町と合併してつくば市になったとわかった。古いマンホールを見れば、他にも何か昔のことがわかるかもしれないと思い、調べて地図にまとめた。新旧たくさんのマンホールの模様から、合併前の旧町村や筑波研究学園都市開発の歴史を少し知ることができた。
