第16回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第16回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞及び文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて、企画展「第16回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月17日(木)に、太田国土交通大臣室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞を受賞した徳島市立佐古小学校4年の町田良さん、文部科学大臣賞を受賞した美濃加茂市立蜂屋小学校4年の野田花さんが出席され、太田国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。

左から町田良さん、太田国土交通大臣、野田花さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
表彰状を受け取る町田さん
太田国土交通大臣に作品の説明をする町田さん
受賞の様子(文部科学大臣賞)
表彰状を受け取る野田さん
太田国土交通大臣に作品の説明をする野田さん
受賞作品の紹介
国土交通大臣賞
【国土交通大臣賞】
作品名: 昔の佐古と今の佐古-1960年と2012年-
受賞者: 徳島市立佐古小学校4年 町田良(まちだりょう)
作品主旨:ぼくが、昔の佐古はどんなだったかを調べたくなったわけは、佐古の道を通ったときに、かんばんはあるのにシャッターが昼間でも閉まっているところがあったからです。一軒一軒歩いて、まちがえないようにチェックするのは、とても苦労しました。調べてみて、「昔は店をやっていたのに、かんばんだけ残して家になっている」ということがわかって面白くなってきました。夏休みが終わってすぐに、ぼくが好きでよく行っていた林文具店が閉店しました。大きい店には、いっぱい物がある。けれども、小さい店には、めずらしい商品があったり、わり引きしてくれたり、小さい店のよさがある。こうやって小さい店がへっていくのは、残念です


文部科学大臣賞
【文部科学大臣賞】
作品名:~これが蜂屋のたからもの~堂上蜂屋柿・宝の木・宝人マップ
受賞者:美濃加茂市立蜂屋小学校4年 野田花(のだはな)
作品主旨:校歌の中に、蜂屋柿は「千年もかわらぬ国の宝」と歌われています。その千年も大切にされてきた蜂屋柿の命ともいえる柿の木と作り手の技を一目で分かる地図に表したいと思いました。インタビューをした約50軒の蜂屋柿農家の方の思いもつまった地図になったと思います。約5000本の宝の木と宝人のわざを、これからも蜂屋中で大切にしていきたいです。

