鳥取県児童生徒地域地図発表作品展(鳥取地区)

鳥取県児童生徒地域地図発表作品展

作品展概要

主催:鳥取県地域社会研究会(第9回:鳥取地区)

  • 作品展の概要
    • 「鳥取県児童生徒地域地図発表作品展」は、県内の小・中・高・盲・ろう・養護学校の児童生徒の地域に対する関心を喚起し、野外における観察の能力・洞察力・表現力を高め、同時に地図利用及び地図作成能力の向上を目的に11月に鳥取県内3か所において開催されています。
  • 作品(19年度:10点)

鳥取大学附属小学校 4年 木村健人

 

(国土地理院長賞)

 

「北東アジア環境子供会議」に出席し、僕も自然を守るために何かできることはないかと考えました。身近な湖山池のゴミ拾いをしながら、探検や調査をし、地図にまとめました。

中でも、青島は特におすすめなので、立体地図を作りました。等高線によって、山の傾斜がよくわかります。生き物や施設の模型も付け加えました。

この地図を見て、湖山池を大切に思う気持ちになってもらえるとうれしいです。


鳥取市立南中学校 郷土研究班 3年 伊藤拓矢、竹山政宏、寺坂拓也

                      2年 大下莉沙子、野儀夕季枝、森木達也

                      1年 北山亮子

 

(国土地理院長賞)

 

様々な蘆がある道路、なかでも黄色で縁取られた「消火栓」に注目してみました。

まず、住宅地図を丁寧に模造紙に写し、民家等を現地調査で確認をし、色分けをしました。同時に、消火栓の位置や消火器の数も調べました。

120m間隔が目安の消火栓は、建物の種類や密集度に応じて設置してあり、町内会設置の消化ホースは2か所にしかありませんでした。近くに消防署や出張所があり、通報から3分から5分で到着し消化にかかれるそうです。


鳥取城北高等学校 地歴部 3年 中村有志

                   2年 明石晃一、入川欣央、木村茂之、河野憂士、小林 実

 

(日本地図センター理事長賞)

 

かつて不法投棄された場所に、再びゴミを捨てられないようにするために高さ1mほどの赤い鳥居が自治体によって設置されました。この鳥居は日本人の信仰心からゴミを捨てにくい状況にする心理的効果をねらったものです。

その分布地域は集落から離れた人気のない道路沿いにあり、路側帯や田畑近くの空き地、森林地帯にあります。それを表現するため、土地利用図に不法投棄防止鳥居の設置地点、主要道路と脇道の様子を描いてみました。


鳥取市立浜坂小学校 3年 伊木大和

 

(日本地図調製業協会長賞)

 

ぼくの住んでいる浜坂町は、鳥取砂丘のすぐそばにある町です。社会科の学習で町たんけんをした時、浜坂町にはいろいろな公園があるのだなと思い、くわしく調べてみたくなりました。

浜坂町のあちこちにある公園の名前・形・広さ・遊具のしゅるいと数・水道などがひと目でわかるように地図に書き表しました。草とりがしている公園は、町の人たちが大切にしていることが分かりました。


鳥取市立浜坂小学校 3年 伊木大和

 

(日本地図調製業協会長賞)

 

ぼくの住んでいる浜坂町は、鳥取砂丘のすぐそばにある町です。社会科の学習で町たんけんをした時、浜坂町にはいろいろな公園があるのだなと思い、くわしく調べてみたくなりました。

浜坂町のあちこちにある公園の名前・形・広さ・遊具のしゅるいと数・水道などがひと目でわかるように地図に書き表しました。草とりがしている公園は、町の人たちが大切にしていることが分かりました。


鳥取敬愛高等学校 社会部 3年 右近南実、中田千尋

                   2年 米田あづみ

 

(地図協会理事長賞)

 

「護国神社」の写真をもとに、戊辰戦争の戦死者78名を祀った「招魂社」がその後、西南戦争、日清・日露戦争、日中戦争、太平洋戦争の戦死者を合祀し、位置を変えながら「護国神社」と呼ばれて、現在に至るまでを調べました。

戊辰戦争で因州(鳥取)藩が進軍した中山道~江戸、宇都宮、小田原、東北地方をたどり、戦死者の墓を探す研究もしています。現在、「鳥取護国神社」には234,777名が合祀されています。


鳥取大学附属小学校 6年 河野あすか

 

(日本地理学会長賞)

 

鳥取県東・中・西部の工業にそれぞれ特色があることがわかりました。東部は精密機械やコンピュータの部品を製造する工場が多いです。それは、大企業を誘致したからです。中部は、洋服関係や食料関係の工場もありました。西部は堺港があるので、食料品の加工工場が多いです。大山のおいしい水を使った飲料水の工場もありました。

鳥取は農業、漁業だけが有名かと思ったけど、そうではないことが地図をまとめてわかりました。


鳥取市立津ノ井小学校 6年 松田純一

 

(日本国際地図学会長賞)

 

加速しているという地球温暖化。津ノ井小を中心とする半径300m以内の車の台数は昨年より増加したのだろうか。アイドリングで排出されるCO2量は本年度は調査範囲を広げ、地図上南西に現れる森の面積を計算しCO2を予想しました。

その結果、昨年と車の台数に大きな変化はないものの、1分間アイドリングすることで半径300m以内の森では吸収しきれないという結果が出ました。環境について真剣に考え、行動したいです。


鳥取市立明徳小学校 6年 石谷有梨佳

 

(鳥取県教育委員会教育長賞)

 

この夏は暑く、いつもは自動販売機を使わない私も何回か使ったほどでした。それで、どの商品に売り切れが多いのか、その場所に自動販売機が多いのかを調べてみたくなりました。

珍しい自動販売機や商品をふき出しにして地図にはりつけました。

私の予想していたお茶やスポーツドリンクがよく売り切れになっていました。予想外(私は炭酸が苦手なので…)の炭酸も売り切れが多かったです。


鳥取市立湖山西小学校 3年 渡辺幸作

 

(鳥取県測量設計業協会長賞)

 

学校ができた時の写真を見て、まわりに何もたて物がないのでびっくりしました。それで、どれくらい家がふえたか調べてみようと思いました。

はじめは前からある家とふえた家だけ調べればいいと思ったけど、実さいに調べてみたらいろいろなかわり方をしていることがわかって色分けするのがたいへんでした。色をぬってみて、家とアパートではふえている場所がちがうことがわかりました。ぼくの町は今もたて物がふえていっています。