しまね児童・生徒地図作品展
しまね児童・生徒地図作品展
作品展概要
主催:島根地理学会(第2回:島根地区)
- 作品展の概要
- 「しまね児童・生徒地図作品展」は、小・中・高校の児童・生徒が、地図への理解と親しみを深め、目的に応じた地図を作成する技術や正しく活用する能力を身につけることにより、地図利用の普及と向上を図ることを目的に、平成18年度から開催されています。
- 作品(19年度:6点)
浜田市立三階小学校 6年 阿部広海
(文部科学大臣賞・国土地理院長賞)
6年の社会の授業で歴史を勉強し、浜田の歴史について知りたくなったので、現在の浜田と江戸時代の浜田がくらべられる地図をつくることにした。
工夫した点は透明のアクリル板にクラフトテープや半透明の蛍光テープを貼って街や道をつくったこと。江戸時代の地図から今の地図に道を写すのがとくに難しかった。
神社やお寺の位置が変わっていないことや、国道は昔、道がないところに通っているところが多いことなどがわかった。
津和野町立日原中学校 3年 選択社会科
(国土地理院長賞)
2005年9月、私たちの住んでいる町は「平成の大合併」によって「津和野町」になりました。「山陰の小京都」といわれる「津和野」ですが、このふるさと「津和野」の地形を立体的に表現しようと思いました。
高度差が一目でわかるように色をつけました。色を塗ることも考えましたが、上から和紙を貼り付けることにしました。手間はかかりましたが、地形の表面が柔らかく仕上がりました。
大田市立高山小学校 4年 廣山夏惟
(日本地図センター理事長賞)
今、三久須には放牧牛がいるが、昔は家で飼っていたと知り、その数の違いをわかりやすく表そうと思い、地図を作ってみた。
工夫した点は牛のシールを色を変えてその数ごとに貼ったり、田んぼを作っていたところや、今作っているところの色を変えてぬったところ。
浜田市立和田小学校 5年 森内光太郎、木佐貫飛鳥
4年 吉川理恵
(日本地図センター理事長賞)
等高線の学習で小さな島を発泡スチロールの板で作りました(小さい作品3点)。もっと大きな地形模型が作ってみたくなったので、和田小学校の周りの地形模型づくりに挑戦してみることにしました。
本物のようにしたかったので、紙粘土で段になっているところを埋めました。「全校児童全員」の家の位置がわかるように札をつけました。
松江市立美保関小学校 5年 都田諒磨
(国土地理院中国地方測量部長賞)
この地図を作ったのは、ぼくは美保関町が大好きだからです。ぼくの学校が統合して美保関町で一つの学校になりました。たくさんの友達ができたのでその友達がどこから通っているかが知りたくなったので地図を作りました。
工夫したところはカッターとハサミを使ってギザギザのところを上手に切りました。色を少しづつ変えて、海の深さと、山の高さを表しました。
島根大学教育学部附属小学校 5年 田坂理英子
(浜田市教育長賞)
家から学校までの間に何軒もあるコンビニエンスストア。日常生活の中で利用するうちに、同じように見える店舗内でも商品の種類や並べ方に違いはあるのか、あるとすればどのような違いがあるのかという疑問をいだき、調査・製作した。
3つのコンビニエンスストアに実際に行き、調べた結果を実測に基づいて製作した店舗地図に表したことで、配置だけでなく、通路スペースや陳列スペースの広さを詳しくわかるようにした。