7.GPS連続観測による地殻変動の監視

平成13年  
地殻変動の監視状況
 6月 4日(月)   三宅島・神津島周辺のGPS連続観測解析結果
 (最終データは、6月3日0時00分から24時00分)
 ○ 三宅島 現在、変化は、ほぼ停滞している。
 ○ 神津島・新島周辺 現在、変化は、ほぼ停滞している。
 5月16日(水)   三宅島電子基準点(三宅2)の調整作業を実施(5月13日~5月16日)
 5月15日(火)   6時間ごとの解析から24時間ごとの解析に監視体制を緩和
 4月28日(土)   三宅島電子基準点4点の調整作業を実施(4月23日~4月28日)
 4月 2日(月)   電力一部通電のため、三宅島電子基準点4点の復旧作業を実施(3月17日~4月2日)
平成12年  
 10月12日(木)   6時間データによる3時間毎の解析から6時間毎の解析に監視体制を緩和。
 8月31日(木)   6月26日に三宅島で地震活動が活発化して依頼、伊豆諸島北部では顕著な地殻変動が観測されています。
 7月6日頃から新島ー式根島、式根島ー神津島、神津島ー新島間の距離が、それぞれ伸びはじめ、地震等地殻活動の消長に伴って加速と停滞を繰り返しながら、ほぼ一様な伸びを示していました。
 三宅島は火山活動に伴い大きな変動が見られ、島を南北方向、東西方向それぞれ縮んでいます。三宅島内の観測点間の距離は、7月以降全体的に短縮傾向で、8月18日の噴火後、短縮速度が加速し、その傾向が続いています。
 8月18日(金)   8月18日10時52分に新島・神津島近海で発生したM6.0の地震に伴い、新島と神津島の間の距離が約4cm広がる方向に動く地殻変動があったことが観測されました。
 8月 8日(火)   6月26日に三宅島で地震活動が活発化して以来、伊豆諸島北部では顕著な地殻変動が観測されています。伊豆半島北部の観測点(静岡清水町)を基準とした8月6日までの約6週間の変動量は、伊豆大島が北北東に約7cm、利島が北北東に約10cm、新島が北北東に約23cm、式根島が南東に約19cm、神津島が南西に約49cm、御蔵島が北西に約15cm
 また、三宅島は、火山活動に伴い19cmから63cmの変動が見られ全体として島が収縮する傾向を示しています。
 8月 4日(金)   ○ 三宅島(最終データ03時00分から09時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ03時00分から09時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (3日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (3日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 8月3日頃から、新島、式根島、神津島の距離の伸びの傾向が加速したように見える。この約18時間で、「式根島」ー「神津島1」の東西成分の伸びが約5cm、「M新島」ー「神津島1」の距離の伸びが約8cm、「M新島」ー「式根島」の南北成分の伸びが約5cmに達しているように見える。コサイスミックな変動を除きこのような大きな速度の変動はこの地域では見られていない。利島、伊豆大島の変動はこれまでの傾向と特に変化はない。
 8月 3日(木)   ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (2日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (2日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 30日のM6.4の地震後も、神津島、式根島、新島の間が開くセンスの地殻変動は継続しているように見える。
 8月 2日(水)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (1日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (1日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 8月 1日(火)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (7月31日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (7月31日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 30日のM6.4の地震に伴ない神津島、新島もコサイスミックな変動があるように見える。
 7月31日(月)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (30日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (30日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 31日の地震に伴って変動速度が変わったようには見えない。
 7月30日(日)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (29日18時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (29日18時00分のデータと同様の変化を継続)
 7月29日(土)   ○ 三宅島(最終データ12時00分から18時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ12時00分から18時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (28日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (28日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 新島の動きの東向き成分が同じ頃から若干大きくなったように見える。
 7月28日(金)   ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 (12時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (12時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ06時00分から12時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ06時00分から12時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (27日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (27日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 7月27日(木)   ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (26日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (26日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 7月26日(水)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (25日18時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 (25日18時00分のデータと同様の変化を継続)
 7月25日(火)   ○ 三宅島(最終データ12時00分から18時00分)
 (15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ12時00分から18時00分)
 (15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 (12時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (12時:00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ06時00分から12時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ06時00分から12時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 「南伊豆2」から見て「式根島」の南東向きの動きが23日あたりからやや大きくなっているように見える。
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (24日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終デ00時00分から06時00分0)
 (24日06時00分のデータと同様の変化を継続)
 「式根島」ー「神津島1」の距離の伸びが継続しているように見える。他の基線も新島と神津島間の距離の伸びが継続しているように見える。
 「南伊豆2」から見て「式根島」は、23日未明あたりから沈降しているように見えていたが最新のデータでは以前の傾向に復帰した。また、6日頃から隆起していた「神津島1」は、15日頃から隆起が止まったように見えたが、最新のデータを含めてみると若干隆起の傾向が継続しているように見える。
 7月24日(月)   ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 「三宅3」が23日03時00分から09時00分のデータあたりから沈降しているように見えていたが、新しいデータでは以前の傾向に復帰したように見える。
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 (23日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 (23日15時00分のデータと同様の変化を継続)
 「南伊豆2」から見て「式根島」は、23日未明あたりから沈降しているように見えていた。また、6日頃から隆起していた「神津島1」は、15日頃から隆起が止まったように見える。
 7月23日(日)   ○ 三宅島(最終データ09時00分から15時00分)
 三宅島内基線長の最新データは、7月8日の噴火以来、全体的には短縮傾向だったが、一日程度の短い周期で短縮と伸張を繰り返していた。現在も大局的には、その傾向は変わっていない。短い周期の変動も引き続き発生しているように見える。「三宅3」が23日03時00分から09時00分のデータあたりから沈降しているように見えるが、標高のデータはばらつきが大きいため見かけの変動である可能性もある。
 ○ 神津島周辺(最終データ09時00分から15時00分)
 「南伊豆2」に対する利島の北北東進、神津島の西南西進等が継続しているように見える。
 7月17日(月)   ○ 三宅島(最終データ03時00分から09時00分)
 三宅島内基線長の最新データは、7月8日の噴火以来、全体的には短縮傾向だったが、一日程度の短い周期で短縮と伸張を繰り返していた。現在も大局的には、その傾向は変わっていないが14日以来、短縮が顕著になってきたように見える。また、15日頃から、島の南東部の「三宅2」沈降しているように見える。
 ○ 神津島周辺(最終データ03時00分から09時00分)
 地震によって新島のGPS点が北北西方向に6cm移動したように見える。その後、この地震前から変動が続いていた基線があったが、地震後も変動が継続しているように見える。
 7月16日(日)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
(15日09時00分のデータと同様の変化を継続)
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 地震によって新島のGPS点が北北西方向に6cm移動したように見える。その後、地震以前の変動レートに戻ったように思える。
 7月15日(土)   ○ 三宅島(最終データ03時00分から09時00分)
 三宅島内の基線の最新データは、ここ数日続いている大局的な収縮の傾向の延長線上にあるように見える。
 ○ 神津島周辺(最終データ03時00分から09時00分)
 「南伊豆2」ー「新島」、利島」ー「新島」、「三宅1」ー「新島」、「式根島」ー「新島」の基線では、新島の北上と隆起、神津島の南西方向への移動と隆起の傾向が6日頃から見え始め、その後も継続していましたが、今回のデータも大局的な収縮の傾向の延長線上にあるように見える。
 7月14日(金)   ○ 三宅島(最終データ12時00分から18時00分)
 (06時00分以降のデータと同様の変化を継続)
 7月14日(金)   ○ 三宅島(最終データ03時00分から09時00分)
 三宅島内の基線に最新データでは横這いまたは短縮側に戻ったように見える。これは、8日の噴火で現れた変化と同一の傾向で大きさはほぼ同じ。
 ○ 神津島周辺(最終データ03時00分から09時00分)
 「南伊豆2」ー「式根島」の基線長、「南伊豆2」ー「神津1」の東西成分及び上下成分、「新島」ー「式根島」の東西成分等、変化が継続しているように見える基線がある。
 7月14日(金)   ○ 三宅島(最終データ00時00分から06時00分)
 三宅島内の基線に最新データで伸びの方向の数cmの変化が現れているように見える。これは、8日の噴火で現れた変化と同一の傾向で大きさはほぼ同じ。
 ○ 神津島周辺(最終データ00時00分から06時00分)
 「南伊豆2」ー「式根島」の基線長、「南伊豆2」ー「神津1」の東西成分等、緩やかに変化が継続している基線があるように見える。
 7月 9日(日)   ○ 神津島周辺(最終データ9日00時00分から06時00分)
 (8日18時00分のデータと変化無し)
 7月 9日(日)   ○ 神津島周辺(最終データ8日12時00分から18時00分)
 8日12時00分から18時00分のデータでは、「三宅1」ー「三宅2」、「三宅1」ー「三宅3」の基線長がそれまでの傾向に比べて、約5cm短縮している傾向が見える。
 9日00時00分から06時00分のデータを見ると、山頂噴火後8日18時00分から24時00分、8日21:00から9日03時00分のデータは、そらまでの傾向から比べて基線長が伸びる変化に転じたように見えたが、最新のデータでは、縮みの傾向に復帰しつつあるように見える。
 7月 8日(土)   ○ 神津島周辺(最終データ8日12時00分から18時00分)
 最新値と3時間前の観測から、「三宅1」ー「三宅2」、「三宅1」ー「三宅3」の基線長がそれまでの傾向に比べて、約5cm短縮している傾向が見える。真の地殻変動であるとすると、雄山の山体の収縮を示唆するデータです。
 それ以外の基線では大きな変動は見られない。
 7月 7日(金)   ○ 三宅島(最終データ7月7日00時00分から06時00分)
 (4日09時00分のデータと変化なし)
 ○ 神津島周辺(最終データ7日00時00分から06時00分)
 (4日09時00分のデータと変化無し)
 7月 6日(木)   ○ 三宅島(最終データ7月6日00時00分から06時00分)
 (4日09時00分のデータと変化なし)
 ○ 神津島周辺(最終データ6日00時00分から06時00分)
 (4日09時00分のデータと変化無し)
 7月 4日(火)   ○ 三宅島(最終データ7月4日03時00分から09時00分)
 (3日12時00分のデータと変化なし)
 ○ 神津島周辺(最終データ4日03時00分から09時00分)
 (3日12時00分のデータと変化無し)
 7月 3日(月)   ○ 三宅島(最終データ7月3日06時00分から12時00分)
 (2日06時00分のデータと変化なし)
 ○ 神津島周辺(最終データ3日06時00分から12時00分)
(2日15時00分のデータと変化無し)
 7月 2日(日)   ○ 神津島周辺(最終データ2日09時00分から15時00分)
 (06時00分のデータと変化なし)
 ○ 神津島周辺(最終データ2日00時00分から06時00分)
 7月1日の地震の震央から遠く離れ、地震の影響がないと考えられる点に対して、神津島1は西に約5cm南に約3cm、式根島が東に約4cm南に約2cm、新島が東に約2cm北に1cm動いているように見られる。
 ○ 三宅島(最終データ7月2日00時00分から06時00分)
 (1日06時00分のデータと変化なし)
 7月 1日(土)   ○ 神津島周辺(最終データ1日12時00分から18時00分)
 いずれの基線にも、地震に伴う変動と考えられる変化は現れていない。
 6月25日0時から6時間データを3時間ごとに解析している。
 7月 1日(土)   ○ 三宅島(最終データ7月1日00時00分から06時00分)
 (6月30日06時00分のデータと変化なし)
 6月30日(金)   ○ 三宅島(最終データ30日00時00分から06時00分)
 距離の伸びの最も大きかった島の西側の基線「三宅1」ー「三宅4」は6月29日には縮みが続くなど、現在、三宅島内の基線全てについて縮みの傾向が見られる。また、比高については「三宅4」が約50cm沈降した他、「三宅2」「三宅3」において沈降が見られたが、現在停滞している。
 6月29日(木)   ○ 三宅島(最終データ29日00時00分から06時00分)
 距離の伸びの最も大きかった島の西側の基線「三宅1」ー「三宅4」は6月27日後半から停滞気味になっている。「三宅1」ー「三宅3」、「三宅1」ー「三宅2]」の基線は伸びを示した後、27日以降縮みが続いている。「三宅2」ー「三宅3」、「三宅2」ー「三宅4」は停滞後、現在はまた縮んでいるように見える。「三宅3」ー「三宅4」の基線は数cmの伸縮を繰り返しているように見える。また、「三宅4」は周辺の島の点に対し動きが停滞してきたように見える。比高については「三宅1」を基準として「三宅3」が約15cm、「三宅2」が約25cm、「三宅4」が約50cmいずれも沈降し、現在、沈降は停滞気味に見えます。また、「三宅4」は周囲の島の点に対しても50cm沈降が見られる。
 6月28日(水)   ○ 三宅島(最終データ28日15時00分から21時00分)
 距離の伸びの最も大きかった島の西側の基線「三宅1」ー「三宅4」は6月27日後半から停滞気味になっている。「三宅1」ー「三宅3」、「三宅1」ー「三宅2]」の基線は伸びを示した後、27日以降縮みが続いている。「三宅2」ー「三宅3」、「三宅2」ー「三宅4」は停滞後、現在はまた縮んでいるように見える。「三宅3」ー「三宅4」の基線は数cmの伸縮を繰り返しているように見える。また、「三宅4」は周辺の島の点に対し動きが停滞してきたように見える。比高については「三宅1」を基準として「三宅3」が約10cm、「三宅2」が約20cm、「三宅4」が約45cmいずれも沈降し、現在、沈降は停滞気味に見えます。また、「三宅4」は周囲の島の点に対しても45cm沈降が見られる。
 6月28日(水)   (最終データ27日18時00分から24時00分)
 6月26日遅くから「三宅1」ー「三宅4」には21cmの顕著な伸びが見られる。「三宅1」ー「三宅2」は10cm伸びた後、約18cm縮んでいるように見える。「三宅3]ー「三宅4」約6cm縮んだ後、約5cm伸びている。「三宅2」ー「三宅4」は約8cm伸びた後、約19cmの急激な縮みを示しているように見える。「三宅1」ー「三宅3」は約1cm伸びた後、約12cm縮んでいる。「三宅2」ー「三宅3」は約1cmの伸びの後、約7cm縮んでいる。短い間に複雑な地殻変動が見られる。比高については、「三宅4」に周囲及び近隣の島の点に比較して約25cm~40cm沈降が見られる。
 6月27日(火)   (最終データ27日15時00分から21時00分)
 6月26日遅くから「三宅1」ー「三宅4」には20cmの顕著な伸びが見られる。「三宅1」ー「三宅2」は10cm伸びた後、約15cm縮んでいるように見える。「三宅3]ー「三宅4」約6cm縮んだ後、約4cm伸びている。「三宅2」ー「三宅4」は約8cm伸びた後、約18cmの急激な縮みを示しているように見える。「三宅1」ー「三宅3」、「三宅2」ー「三宅3」は約1cmの伸びの後、縮みに反転している。短い間に複雑な地殻変動が見られる。比高については、「三宅4」が周囲の点に比 較して約25cm~40cm沈降しているように見える。
 6月27日(火)   (最終データ27日12時00分から18時00分)
 6月26日遅くから「三宅1」ー「三宅4」には20cmの顕著な伸びが見られる。「三宅1」ー「三宅2」は10cm伸びた後、約10cm縮んでいるように見える。「三宅3]ー「三宅4」約6cm縮んだ後、約5cm伸びている。「三宅2」ー「三宅4」は約8cm伸びた後、約18cmの急激な縮みを示しているように見える。「三宅1」ー「三宅3」、「三宅2」ー「三宅3」が伸びの後、縮みに反転しているが、その量は大きくない。短い間に複雑な地殻変動が見られる。比高については、「三宅4」が周囲の点に比 較して約20cm~35cm沈降しているように見える。
 6月27日(火)   (最終データ27日09時00分から15時00分)
 6月26日遅くから「三宅1」ー「三宅4」には20cmの顕著な伸びが見られる。「三宅1」ー「三宅2」は10cm伸びた後、約10cm縮んでいるように見える。「三宅3]ー「三宅4」約6cm縮んだ後、約5cm伸びている。「三宅2」ー「三宅4」は約8cm伸びた後、約16cmの急激な縮みを示しているように見える。「三宅1」ー「三宅3」、「三宅2」ー「三宅3」が伸びの後、縮みに反転しているが、その量は大きくない。短い間に複雑な地殻変動が見られる。比高については、「三宅4」が周囲の点に比 較して約20cm~30cm沈降しているように見える。
 6月27日(火)   (最終データ27日09時00分から12時00分)
 6月26日遅くから「三宅1」ー「三宅2」は約10cmの伸びた後、約10cm縮んだように見える。「三宅1」ー「三宅4」には20cmの顕著な伸びが見られる。「三宅3]ー「三宅4」は約6cm縮んだ後、約5cm伸びている。「三宅2」ー「三宅4」は約8cm伸びた後、約15cmの急激な縮みを示しているように見える。「三宅1」ー 「三宅3」、「三宅2」ー「三宅3」が伸びの後、縮みに反転している。短い間に複雑な地殻変動が見られる。比高については、「三宅4」が周囲の点に比 較して約20cm~30cm沈降しているように見える。
 6月27日(火)   (最終データ27日03時00分から09時00分)
 6月26日遅くから距離変化の最も大きかった基線は「三宅1」ー「三宅2」が約10cmの伸びた後、約6cm縮んでいるように見える。
 6月27日(火)   (最終データ27日00時00分から06時00分)
 6月26日遅くから距離変化の最も大きかった基線は「三宅1」ー「三宅2」が約10cmの伸びた後、約2cm縮んでいるように見える。
 「三宅1」は「三宅2」「三宅3」に比べて5cm沈降したように見える。
 6月27日(火)  (最終データ26日21時00分から27日03時00分)
 6月26日遅くから基線長及び比高に大きな変化が見られた基線がある。距離変化の最も大きかった基線は「三宅1」ー「三宅2」で約10cmの伸び、「三宅1」ー「三宅4」は6cmの伸び、「三宅4」ー「三宅2」は一度伸びてその後縮んでいるように見える。阿古地区に近い「三宅4」は周りに比べて約10cm沈降したように見える。
 6月26日(月)   6時間データによる3時間毎の解析を開始。