先行公開!衛星画像から一目でわかる大地の動き(東日本)

発表日時:2023年1月27日(金)14:00

東日本地域の衛星画像の解析結果を1月27日から公開します。
地理院地図(Web地図)から、誰でも、地表の変動の大きさと広がりを詳しく見ることができます。

  • 国土地理院は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち2号(ALOS-2)」のSARデータを使用し、全国の地表の変動を監視しています。
  • 3月に予定する全国の解析結果の公開に先行し、東日本地域を公開します(北海道地域は昨年6月に公開)。
  • 本解析により、初めて、東日本全域の地表の変動をくまなく詳細に捉えました。
  • この変動情報は、測量の基準(国家座標)の維持管理や、地盤沈下調査等の空間分解能の向上につながります。

    ※ SAR(Synthetic Aperture Radar 合成開口レーダー)は、人工衛星等から地表に向けて電波を照射し、戻ってきた電波を受信し、往復にかかる時間により地表までの距離を面的に観測する技術です。

2014年~2022年における東日本の大地の動き(東側上空から見た地表の変位速度)


参考資料

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土地理院 測地部 宇宙測地課 課長  佐藤 雄大      TEL:029-864-4813 (直通)
                    課長補佐  石本 正芳      TEL:029-864-6881 (直通)

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