オープンイノベーションで測量の生産性を向上!~UAVレーザ測量に関する技術開発を行う企業等を募集~

UAVレーザ測量の精度向上、作業効率化に資する技術開発

発表日時:2018年7月30日(月)14時00分

 本日から、オープンイノベーション(さまざまな技術・アイデア・ノウハウ等を持ち寄りスピーディーに実装化を図る開発手法)により、樹木等があっても地表面の測量がある程度可能なUAVレーザ測量について、比較的短時間のうちに±5cm以内の精度で測量可能なUAVレーザ測量機器や、データのフィルタリング処理を自動化するソフトウェアなどの技術開発に参加する企業等を募集します。
 応募した企業等が開発した機器・ソフトウェア等については、別途、国土地理院が実施する実証実験により評価を行う予定です。


 国土交通省では、建設現場の生産性向上に向け、測量・調査から設計、施工、維持管理に至る建設生産プロセス全体でICTや3Dデータを利活用する i-Constructionを推進しています。国土地理院では、このi-Constructionの取組の一環として、平成30年3月に「UAV搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」を公表し、公共測量においてUAV搭載型レーザスキャナを活用するための環境を整えているところです。
 今回、UAVレーザ測量の精度向上に資する技術開発に参加する企業等を募集し、新たな機器・ソフトウェアの開発を通じてUAVレーザ測量の精度向上、作業効率化による測量分野の生産性向上を目指します。

応募内容

● 応募テーマ:UAVレーザ測量の精度向上、作業効率化に資する技術開発
  1.レーザ測量機器(レーザ測距装置、GNSS/IMU、UAV機体)
  2.ソフトウェア全般
● 受付期間:平成30年7月30日(月)~8月22日(水)17時まで(必着)

実施方法

 応募テーマに合致する提案のあった企業等を一堂に会してマッチングイベントを実施し、技術提案や意見交換を行い、開発チームを結成します。その後、開発チームごとに技術開発に取り組んでいただきます。開発した機器・ソフトウェア等については、別途、国土地理院が実施する実証実験により評価を行う予定です。
詳しくは「募集要領」をご覧下さい。

※「マッチングイベント」とは
 参画する企業等がUAVレーザ測量に関する技術のショートプレゼンテーションを行い、その後の企業等間の意見交換を通じてビジネスマッチングする合同のお見合いイベントです。

添付資料

問い合わせ

国土交通省 国土地理院     〒305-0811     茨城県つくば市北郷1番
企画部 測量指導課     課長           出口    智恵    TEL 029-864-6691 (直通)
                            専門調査官    齋藤    俊信    TEL 029-864-1111 (内線3129)
                            技術専門員    土佐    智広    TEL 029-864-6527 (直通)
                                                                   FAX 029-864-1658

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