【お知らせ】定常時地殻変動補正パラメータへの高さ方向の補正量の導入について
高さ方向の補正量の導入について
定常時地殻変動補正サイトにおいて1年間に4回公開及び更新している定常時地殻変動補正パラメータについて、今年度4月以降に公開したpos2jgd_202502_ITRF2014.par及びpos2jgd_202504_ITRF2014.parでは高さ方向(標高・楕円体高)の補正量を0としていましたが、今年度8月下旬に提供開始したパラメータから高さ方向の補正量を導入しました。
高さ方向の補正量の導入の基本的な考え方は以下の通りです。
高さ方向の補正量は、電子基準点における今期の楕円体高と元期の楕円体高の差から算出しています。
2025年4月1日に新しい標高体系へ移行したことに伴い、電子基準点の架台形状の違いを考慮したより高精度なアンテナ位相特性がリリースされました。
これを踏まえ、標高成果の算出過程において、元期の楕円体高は、架台形状の違いを考慮したアンテナ位相特性を適用したF5解(ここでは「成果用F5解」と呼びます)から算出しました。
一方、今期の楕円体高については、これまでF5解で算出していましたが、2026年4月1日にF5.1解が正式リリース予定となっており、これに合わせてF5.1解により今期座標を推定した定常時地殻変動補正パラメータを提供予定です。
成果用F5解とF5.1解の間の系統差はmmオーダーである一方、成果用F5解とF5解の間には最大数cmの系統差が存在します。
そこで、F5.1解の正式リリースまでの経過措置として、以下の方法で高さ方向の補正量を算出します。
これにより、F5.1解により今期座標を推定した場合とmmオーダーの差で整合する形で、高さ方向の補正量を提供可能となります。

高さ方向の補正量の導入の基本的な考え方は以下の通りです。
高さ方向の補正量は、電子基準点における今期の楕円体高と元期の楕円体高の差から算出しています。
2025年4月1日に新しい標高体系へ移行したことに伴い、電子基準点の架台形状の違いを考慮したより高精度なアンテナ位相特性がリリースされました。
これを踏まえ、標高成果の算出過程において、元期の楕円体高は、架台形状の違いを考慮したアンテナ位相特性を適用したF5解(ここでは「成果用F5解」と呼びます)から算出しました。
一方、今期の楕円体高については、これまでF5解で算出していましたが、2026年4月1日にF5.1解が正式リリース予定となっており、これに合わせてF5.1解により今期座標を推定した定常時地殻変動補正パラメータを提供予定です。
成果用F5解とF5.1解の間の系統差はmmオーダーである一方、成果用F5解とF5解の間には最大数cmの系統差が存在します。
そこで、F5.1解の正式リリースまでの経過措置として、以下の方法で高さ方向の補正量を算出します。
これにより、F5.1解により今期座標を推定した場合とmmオーダーの差で整合する形で、高さ方向の補正量を提供可能となります。
- F5解から推定した今期座標を、成果用F5解から得た元期座標から差し引き、従来の補正量を算出する。
- F5解に対してフィッティングを行って算出した元期の楕円体高を、成果用F5解から得た元期の楕円体高から差し引き、F5解と成果用F5解の「系統差」を求める。
- (1)で算出した従来の補正量から、(2)で得た「系統差」を差し引く。


