登山道調査

地域の方々と連携して行った登山道調査について紹介します

概要

 登山において大切なものに地図があります。特に、正確な登山道と尾根や谷などの地形が判読できる地図は、安全安心な登山において重要です。
 国土地理院の地形図には、尾根・谷などを判読するための等高線が表示されていますので、地形図は登山マップとしてもたくさんの方に利用されています。しかしながら、地形図に記載する登山道については、頻繁に調査を行うことが難しいこともあり、現況と合った地形図の修正が課題となっています。四国地方測量部では地元地域と連携して、効率的かつ安全安心な登山に資する登山道調査を進めています。
 
取組内容と全国の事例はこちらから(登山道調査の記録)

四国地方における取組

「剣山(つるぎさん)」

剣山
 剣山は、近畿以西第2位の標高(1,955m)を誇る四国を代表する山の一つです。平成26年、国定公園に指定されて50 周年を迎えたことを機に、徳島県は、自然環境保護や利用者の安全確保等を目的とした「剣山国定公園地域連携協議会」(以下「協議会」という。)を設立しました。四国地方測量部では、この協議会メンバーに参画し、徳島県をはじめ、地元市町、山岳団体、自然保護団体等と連携して、四国地方初の取組となる剣山地域を中心に登山道調査を行っています。

●平成30年度 剣山・西三子山登山道調査

●平成30年度 剣山・国見山登山道調査

●平成30年度 剣山・砥石権現登山道調査

●平成29年度 剣山登山道調査結果