関西G空間フォーラム2019

開催概要

日時:令和元年10月4日(金) 9時30分~17時00分
場所:大阪工業大学梅田キャンパス(OIT梅田タワー)(大阪市北区茶屋町1-45)
主催:地理空間情報活用推進に関する近畿地区産学官連携協議会 関西G空間フォーラム2019実行委員会
〔国土地理院近畿地方測量部、(一社)地理情報システム学会関西支部、 (公社)日本測量協会関西支部、(一社)大阪府測量設計業協会、(一社)日本写真測量学会関西支部〕

案内チラシ【PDF:950KB】

プログラム

9:30~17:00 地理空間情報関連の機器・システム等の展示会(1階展示会場及び3階展示会場)
9:30~17:00 近代測量150年記念パネル展(3階展示会場)
10:00~16:30 合同シンポジウム(3階常翔ホール)
【プログラム】(敬称略)
10:00~開会式 : 国土地理院近畿地方測量部長 山本洋一

第一部 第38回測量技術講演会
10:05~11:05 基調講演「地理空間情報の展開 ~私的な関わりの中で~」 : 地理空間情報活用推進に関する近畿地区産学官連携協議会会長 大阪工業大学名誉教授 吉川 眞
11:05~11:55 特別講演「―近代測量150年― 地理空間情報のイノベーション」 : 国土地理院地理空間情報部長 梶川 昌三
11:55~12:10 「地理空間情報関連の機器・システム等の展示会」の展示内容紹介 : 参加団体・企業等
12:10~13:20 休憩

第二部 第20回関西地域GIS自治体意見交流会
13:20~13:25 開会挨拶 : (一社)地理情報システム学会関西支部 大阪工業大学工学部都市デザイン工学科教授 田中一成
13:25~13:45 「ICTを活用した計測手法による道路台帳の更新とその後の利活用」 : 香芝市都市創造部農政土木管理課 津本和也
13:45~14:05 「GIS大縮尺空間データ官民共有化推進協議会の取り組みについて(大阪府)」 : 大阪府都市整備部事業管理室技術管理課技術情報グループ 西山剛至
14:05~14:25 「市町村業務の効率化に資する最新空間情報技術の適合」 : アジア航測株式会社西日本行政支援サービス部 野瀬和仁
14:25~14:45 「社会空間情報のサービス」 : 関西大学環境都市工学部都市システム工学科教授 窪田 諭
14:45~15:25 休憩

第三部 第8回合同パネルディスカッション「地理空間情報の過去・現在、そして未来へ」
15:25~16:25 パネルディスカッション
コーディネータ : あおきGIS・オープンデータ研究所 青木和人
パネリスト : 第一部講演者(梶川氏)及び第二部発表者

~16:30 閉会式 : (一社)大阪府測量設計業協会会長 北川育夫

開催概要

『地理空間情報の過去・現在、そして未来へ』をテーマに開催し、約330名の皆様にご参加いただきました。
合同シンポジウムでは、地理空間情報の概念や歴史、新技術によるG空間社会の未来像や国の施策に関する講演、地方公共団体における地理空間情報の利活用と今後の展開などの発表があり、パネルディスカッションにおいては、統合型GISの現状やオープンデータ化への取り組み、プローブデータ(ビッグデータ)の利活用、i-Constructionの推進などに関して活発な議論が行われました。
また、地理空間情報関連の機器・システム等の展示会においては、UAVやレーザスキャナ、3Dデータ生成ソフトウェア等、最新の測量機器や計測技術等に関する展示が多数あり、多くの皆様にご来場いただきました。
さらに今回は、明治政府に近代測量を行う機関として、国土地理院の前身である「民部官庶務司戸籍地図掛(みんぶかんしょむつかさこせきちずかかり)」が設置された1869年(明治2年)から満150年に当たる年であることから、「近代測量150年記念パネル展」として、明治期に作成した地図(原図)を紹介するパネルの展示や、大阪市中心部の空中写真について昭和3年(大阪市撮影)、昭和23年(米軍撮影)、平成29年(地理院撮影)の3世代を比較展示、明治及び大正期の大阪の地図や大正、昭和、平成、令和の御即位記念地図の展示、カールバンベルヒ二等経緯儀、高測標(測量用やぐら)や電子基準点の模型、柱石交換のために131年ぶりに回収した兵庫県最高峰「氷ノ山」山頂に埋石されていた一等三角点の柱石の展示を行い、それぞれ大変好評でした。

写真1   写真2

写真3   写真4

                                        近代測量150年記念パネル展

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