4.地図と測量の技術を応用した防災・危機管理 ~安全・安心な社会の実現~
(3)災害の状況を調査し、情報を提供する
◇空中写真の緊急撮影・正射写真図の提供
空中写真は、大地震などの広域災害の際には、どこで、何が起きているのかを的確・網羅的に把握するための重要な資料となります。国土地理院では、災害時に航空機「くにかぜ2)」から空中写真を撮影し、関係機関に提供しています。平成20年岩手・宮城内陸地震では空中写真の緊急撮影を実施し、正射写真図を作成しました。
◇航空機搭載型SARによる観測
火山の火口などでは噴煙が上がって空中写真の撮影ができないため(左下写真)、航空機に搭載したレーダセンサを使って調査します(右下写真)。
◇電子国土Webシステムを使った災害情報の提供
平成20年岩手・宮城内陸地震に伴う被害に関して、国土地理院が調査・収集した被害情報を、情報集約マップとしてまとめ、電子国土Webシステムで提供しました。
◇防災関係機関への地図提供
地震等の災害が発生した際に、被害情報収集・応急対策・復旧復興を支援するため、災害発生直後から速やかに利用目的に応じた各種地図をオンライン又は印刷出力し、提供しています。

