北海道南西沖地震の「自然災害伝承碑」を地図で公開~今回は、5道県で新たに自然災害伝承碑を掲載~【関東地測】

発表日時:令和元年7月11日(木)14時00分

 国土地理院では、北海道南西沖地震の発生日(1993年7月12日)に合わせて、当該地震に関する「自然災害伝承碑※」の情報をウェブ地図「地理院地図」に7月12日から掲載します。北海道、山形県、静岡県、島根県、宮崎県の5道県で、初めて自然災害伝承碑を掲載します。また、東京都23区内では新宿区で初めて自然災害伝承碑を掲載します。
※自然災害伝承碑:過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメント
  • 国土地理院では、新たな地図記号「自然災害伝承碑」を制定し、本年6月19日から48市区町村の158基の自然災害伝承碑の情報をウェブ地図「地理院地図」で公開しています。
  • 今回は、北海道南西沖地震の発生日(1993年7月12日)に合わせて、これまで自然災害伝承碑が掲載されていなかった北海道において、奥尻町の地震・津波被害に関する碑「時空翔」の情報を公開します。
  • さらに、上記の自然災害伝承碑も含め13市区町村の24基の情報の掲載準備が整いましたので、これらを7月12日9時(予定)から公開します(資料2参照)。なお、北海道、山形県、静岡県、島根県、宮崎県の5道県では、初めての掲載です。6月19日分と今回公開分を合わせて、32都道府県61市区町村の182基の自然災害伝承碑が公開されます。
  • 今後も全国の市区町村に情報提供を引き続き呼びかけ、自然災害伝承碑の情報を定期的に更新し、公開していきます。
   
           自然災害伝承碑                      地理院地図における表示イメージ
           (北海道奥尻町)

添付資料

資料1 今回公開する「自然災害伝承碑」の代表事例
資料2 今回公開する「自然災害伝承碑」と伝承災害

「自然災害伝承碑」の詳しい情報につきましては、以下のウェブサイトをご覧ください。
自然災害伝承碑の取組 https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html

問い合わせ先

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-1-15 九段第2合同庁舎9階
国土交通省国土地理院関東地方測量部
次長 川島 悟 TEL 03-5213-2057(直通)
防災課長 平岡 喜文 TEL 03-5213-2071(直通)

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