操作説明

• 動作環境
• 変動ベクトル図
• 座標変化グラフ
• 基線変化グラフ

メニューにあるボタンを押すとこの「操作説明」ページが表示されます。

• 最近１年間および１ヶ月間の地殻変動を地図上に変動量をベクトル（矢印）で表示します。
• カーソルを観測局に近づけると観測局の名称と観測局番号を表示します。
• 観測局をクリックするとベクトルの長さが表示されます。
• 変動ベクトル図を描画するためのデータがダウンロードできます。
• 「変動ベクトル図データの内容」
• 変動情報、表示地域、期間、表示形式、表示ベクトルの倍率を変更することができます。
• ベクトルの表示形式の変更は、「表示形式」から選択して下さい。
  
• ベクトルの表示倍率の変更は、「表示ベクトルの倍率」から選択して下さい。
  
• 固定観測局の変更は、「固定局の選択」を選択した後、固定局にしたい観測局をクリックして、ボタンを押して下さい。
  
  『初期の固定局』を選択して、ボタンを押すと、初期の固定観測局に戻ります。
• 表示地域を変更しても固定観測局を変更しない場合は、次のチェックボックスにチェックを入れて下さい。
  
• ボタンを押すと、変動ベクトル図を描画するためのデータをダウンロードできます。

　電子基準点の解析結果から位置の変化を表示することにより、日本全土で進行している地殻変動を捉えることができます。

　変動ベクトル図では、電子基準点の１年前または１ヶ月前と現在（最近）との位置の差を地図上にベクトル（矢印）で表示し、水平方向と垂直方向を選択して表示します。ベクトルの始点と終点の位置は、各時期の15日間の座標値の平均値により求めています。誤差が大きい場合や観測データがない場合は、表示されません。
　「固定観測局」とは、変動ベクトルを計算する上で、仮に変動量を0cmとした点（不動とした点）です。固定観測局を元にして、他の点の変動が表されますので、固定観測局を変更すると変動ベクトルが変化します。

　１年間の水平変動のベクトル図には、本州が東西に圧縮されている様子や、東北から四国にかけての太平洋沿岸地域が、北西ないし西に変動している様子など、日本の地殻変動の様々な特徴が捉えられています。これらは、日本周辺のプレートの相対運動やその影響による地殻変動を表しているものと考えられています。

• 電子基準点の位置座標の変化をグラフで表示します。
• データが収録されたファイル（１ファイル／点）がダウンロードできます。
• 「座標変化ファイルの内容」
• 変動情報、表示地域、期間を変更することができます。
• カーソルを観測局に近づけると観測局の名称と観測局番号を表示します。
• 観測局をクリックすると選択した局がリストボックスに表示されます。観測局は５局まで選択できます。
• ボタンを押するとウィンドウが開き、グラフが表示されます。
• 選択した局の削除は、リストボックスから該当局を選択してボタンを押します。
• 選択されている局の全ての削除は、ボタンを押します。
• ボタンを押すと、現在選択されている局の情報がダウンロードできます。

座標変化グラフは、電子基準点の座標の変化を１日ごとにプロットしたグラフです。東西方向、南北方向、高さ方向の３つのグラフを表示します。
グラフの縦軸の間隔をにより変更することができます。

• 画面上で任意に選ぶ２個の電子基準点間の距離変化をグラフで表示します。
• データが収録されたファイル（１ファイル／線）がダウンロードできます。
• 「基線変化ファイルの内容」
• 変動情報、表示地域、期間を変更することができます。
• カーソルを観測局に近づけると観測局の名称と観測局番号を表示します。
• ２個の観測局を順にクリックすると２点を結ぶ線分が表示されます。選択した局はリストボックスに追加されます。
• ボタンを押すとウィンドウが開き、グラフが表示されます。
• 選択した局の削除は、リストボックスから該当局を選択してボタンを押します。
• 選択されている局を全て削除するには、ボタンを押します。
• ボタンを押すと、現在選択されている局の基線変化情報がダウンロードできます。

基線変化グラフは、２点の電子基準点間の斜距離の変化を１日ごとにプロットしたグラフです。
グラフの縦軸の間隔をにより変更できます。

---

｜日本列島の地殻変動｜