(グラフ5)

 日本全国の湿地面積について、明治・大正時代から現在までの変化量を分類区分別に表示したグラフ
このグラフは日本全国の湿地面積について、明治・大正時代から1999(平成11)年までの変化量を分類区分別に表示しています。
グラフの示す変化の概略は次のとおりです。明治・大正時代の湿地面積は約2100km2存在しましたが、1999(平成11)年に至る間に、宅地化や農耕地利用等の人為的要因による減少が約1300km2、土砂流入などの自然の要因による減少が約200km2ありました。面積の増加では、航空測量の実施により後に発見されて、結果的に増加した面積が約200km2、そのほか自然に起きた水位低下や水位上昇により湿地が増加したり、休耕田が湿地化したことによる増加が若干ありました。
その結果、1999(平成11)年の全湿地面積は平成12年調査時点で約800km2になっています。

このグラフの詳細なデータ値は、こちらの「(グラフ5)のデータ」を参照してください。


凡例に示した分類区分の説明はこちらの「湿地変化の分類基準」を参照してください。