第40回石川県高等学校測量技術コンテストが開催されました

-羽咋工業高等学校Aチームが最優秀賞を受賞-

令和元年10月29日(火)、「第40回石川県高等学校測量技術コンテスト」が石川県立羽咋工業高等学校において開催されました。
 この大会は、実習や部活動等で習得した測量の技術を、チームの協力・連携による共同作業によってその成果を競い、測量技術の向上と学校の交流・親睦を図ることを目的とし、石川県高等学校測量技術教育研究会が主催し、(一社)石川県測量設計業協会が共催、国土地理院北陸地方測量部が後援して、開催されました。
コンテストは、石川県内の測量を学ぶ5校9チームの生徒が、「水準測量」において日頃の学習成果を競い合いました。水準測量は、3名(観測者、手簿者、標尺手)1チームが外業会場となった眉丈(びじょう)台地自然緑地公園内のふれあいキャンプ場に設置された仮設水準点4点を往復観測する外業と、観測結果から高低差と出会い差を計算する内業を同校視聴覚室で行いました。
外業を行った午前中は曇天でしたが、前日の雨で足下が滑りやすい状態でした。また、審査委員から、スズメバチの巣が水準測量コースの外側の公園内で発見されているので、コース外には絶対出ないよう注意喚起がありました。生徒達は足下もさることながらスズメバチにも注意を払いながら、水準測量を実施しました。外業中、幸いにもスズメバチに遭遇することもなく、無事全チームが往復の測量を実施することができました。
審査の結果、最優秀賞は羽咋工業高校Aチーム、優秀賞は金沢市立工業高校Aチーム、優良賞は小松工業高校Aチームが受賞し、国土地理院北陸地方測量部長賞は最優秀賞を獲得した羽咋工業高校Aチームに授与しました。

                    
  

外業の様子

   

 コンテスト会場 位置図


内業の様子

 
表彰式の様子
左:北陸地方測量部長賞授与、右:大会長から最優秀賞トロフィー授与