第39回石川県高等学校測量技術コンテストが開催されました

-小松工業高校が2年連続最優秀賞を受賞-

 10月30日(火)、「第39回石川県高等学校測量技術コンテスト」が石川県立羽咋工業高等学校において開催されました。
 この大会は、実習や部活動等で習得した測量の技術を、チームの協力・連携による共同作業によってその成果を競い、測量技術の向上と学校の交流・親睦を図ることを目的とし、石川県高等学校測量技術教育研究会が主催し、(一社)石川県測量設計業協会が共催、北陸地方測量部が後援して、開催されました。
 コンテストは、石川県内の測量を学ぶ4校の生徒が、「水準測量」において日頃の学習成果を競い合いました。水準測量は、3名(観測者、手簿者、標尺手)1チームが外業会場となった眉丈台地自然緑地公園内のふれあいキャンプ場に設置された仮設水準点4点を往復観測する外業と観測結果から高低差と出会い差を計算する内業を同校視聴覚室で行いました。
 外業を行った午前中は時折雨が降り気温も低く、生徒達は合羽を着用し、先に測量を終えた同校のオープン参加のチームから1名を器械手に加え、レベルと野帳(観測した値を記入する用紙)に雨がかからないよう傘を差して水準測量を実施しました。
 審査の結果、最優秀賞は小松工業高校、優秀賞は金沢市立工業高校、優良賞は翠星高等学校が受賞し、国土地理院北陸地方測量部長賞は最優秀賞を獲得した小松工業高校に授与しました。小松工業高校は、昨年に引き続き2年連続の最優秀賞受賞となりました。
 

写真:外業の様子その1

外業の様子その1

写真:外業の様子その2

外業の様子その2

 

図:コンテスト会場 位置図

コンテスト会場 位置図

図:コンテスト会場 拡大図

コンテスト会場 拡大図

 

写真:内業の様子

内業の様子

 

写真:表彰式、大会会長から小松工業高校へ最優秀賞賞状を授与

表彰式、大会会長から小松工業高校へ最優秀賞賞状を授与