高精度測位社会における電子基準点施策のあり方検討会

概要

電子基準点リアルタイムデータ配信等の各種調査及び分析を通じて、持続可能な電子基準点の運用に向けた施策を検討するため、学識経験者と電子基準点に関する業界関係者からなる検討会を設置し、提言がまとめられました。

委員名簿

目的

 国土地理院が運用する全国約1300か所に設置された電子基準点(GEONET)は、衛星測位を活用した位置情報として、測量の基準点、地殻変動の監視、位置情報サービスの主に三つの役割を長年果たしてきました。
 信頼度の高い電子基準点を持続的・安定的に維持管理、運用することで、電子基準点の様々な利活用の推進と利活用の更なる拡大につなげるためには、電子基準点のあるべき姿を明確化し産学官の役割分担を整理するとともに、基本測量長期計画に基づく電子基準点施策の方向性の具体化を図る必要があります。
 このため、学識経験者と電子基準点に関する業界関係者からなる検討会を設置し、電子基準点リアルタイムデータ配信等の各種調査及び分析等を通じて、持続可能な電子基準点の運用に向けた施策を検討することを目的とします。

開催状況

 「高精度測位社会における電子基準点施策のあり方検討会」は、令和6年8月から12月にかけて4回開催されました。
 第1回検討会で電子基準点現状報告をさせていただき、第2回検討会で有識者の委員から各分野での技術進展や課題等の話題提供をしていただきました。第3回では、第2回までの情報を基に今後の電子基準点施策について議論していただき、第4回で提言のとりまとめが行われました。

提言

開催経緯

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