最終更新日:2018年12月27日

G空間EXPO2018「Geoアクティビティコンテスト」審査委員会の講評

今年のGeoアクティビティコンテストは、応募作品から選ばれた9者のプレゼンターに、ブースの展示とプレゼンテーションを行っていただきました。
メインステージ前で3日間の展示を実施したことにより、プレゼンターと来場者、あるいはプレゼンター同士の交流も進んだのではないかと思っています。
さて、作品の審査については、作品の新規性、独創性、拡張性及びプレゼンテーションの内容の観点で審査いたしました。
年々応募作品のレベルが非常に高くなっていると感じていますが、今年度は特に、地図サービスや測位、3次元地図やAIなど、多くの技術が活用されており、大変感心しました。
さて、受賞作品の中でも、最優秀賞を受賞した大塚恒平さんの作品は、古地図の魅力を伝え、地理と歴史の教育に活用できる点を高く評価しました。
部門賞や電子国土奨励賞を受賞した作品についても、対象分野だけでなく、幅広い分野と連携が期待できる作品が多く、地理空間情報を活用した新たなサービスの可能性を感じることができました。
残念ながら今回受賞されなかった作品については、新たな発想による作品であるものの、それによりどんな課題が解決できるか、残る課題は何かについて説明があると良かったのではと感じました。
今後も、これらの取り組みを、より一層推進していただき、G空間社会でご活躍いただくことを期待して、審査委員会の講評といたします。

審査委員会の講評


川﨑院長から最優秀賞の授


プレゼンターの皆様