2. 東北地方の地殻ひずみ

 1883年~1994年の約100年間では、ほぼ南北方向の伸びのひずみが各地でみられるなど、ひずみの分布に地域性がみられます。したがって、太平洋プレートの沈み込みにより東北地方全体が単純に東西方向に圧縮されているのではないと考えられます。なお、1985年~1994年の約10年間では、秋田県北西部~青森県西部の沿岸付近に1983年の日本海中部地震にともなう影響(東西方向の伸び)がみられます。
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