火山土地条件図「恵山」「鶴見岳・伽藍岳」を公開

地形から読み解く火山防災のヒント

発表日時:2026年5月21日(水) 14時00分

国土地理院では、北海道の「恵山」(えさん)と大分県の「鶴見岳・伽藍岳」(つるみだけ・がらんだけ)について、火山地域の地形の成り立ちを表し、火山災害リスクの把握等に役立つ火山土地条件図を令和8年5月21日に公開しました。


 国土地理院では、土地の条件に即した効果的な防災対策や土地利用計画等に寄与することを目的に、様々な主題図※1を整備しています。その一環として、活火山を対象として、火山災害の被害軽減を目的に、火山の地形分類等を表示した縮尺1/10,000~1/50,000の火山土地条件図を整備・公開しています。現在は我が国にある111の活火山のうち、火山調査研究推進本部によって「活動火山対策※2のために観測、測量、調査及び研究の充実等が必要な火山」として選定された51火山を優先して整備を進めています(資料1)。
 今回公開した2つの火山については、令和7年度に調査を開始し、関係機関や有識者の協力を得ながら、縮尺1/20,000の火山土地条件図「恵山」(A2判)及び「鶴見岳・伽藍岳」(A2判)を整備しました(資料2-1、2-2)。今回の公開により、35火山の火山土地条件図を整備・公開したことになります(資料3)。
 火山土地条件図には、過去の火山活動によって形成された地形(溶岩流や火砕流堆積面等)やその後の風雨や流水等による侵食・堆積作用により形成された地形(崩壊地や土石流堆積面等)が表示されています。そのため、火山噴火に伴う災害の予測や災害対策の立案に活用されるほか、火山域における豪雨や地震に伴う土砂災害リスクの評価等の火山砂防にも貢献する有用な情報であり、防災意識を高める効果も期待できます。
 火山土地条件図は、国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で閲覧できるほか、画像データや解説書などを国土地理院のウェブサイト※3(資料4)から、有償のインクジェット出力図を(一財)日本地図センターからそれぞれ入手できます
     
※1  国土地理院がこれまでに整備した主題図一覧
※2  火山の爆発その他の火山現象により生ずる被害を防除し、又は軽減するための対策。
※3  火山土地条件図のウェブサイト

添付資料

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番                                                                   
国土交通省 国土地理院 応用地理部
地理調査課長 大塚 孝泰 TEL:029-864-5934(直通)
地理調査課長補佐 田中 信 TEL:029-864-5935(直通)

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