平成22年10月の地殻変動について

発表日時:平成22年11月9日(火)16時00分

全国の地殻変動概況

 別紙1~7は、国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網の観測結果から求めた平成22年9月下旬から平成22年10月下旬の1ヶ月間の地殻変動を表したものです。9月29日に発生した福島県中通りの地震に伴うごくわずかな地殻変動が見られます。それ以外は特に目立った変動は見られません。

トピックス

補足説明

  • 全国の1年間の地殻変動(平成21年10月下旬から平成22年10月下旬まで、別紙22)[PDF形式:277KB]
    • 東北地方では、平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の余効変動が見られます。
    • 伊豆半島東部では、平成21年12月の地震活動に伴う地殻変動が見られます。
    • 硫黄島の変動ベクトルは、島内の地殻変動を表しています。
    • 豊後水道周辺では、プレート間のゆっくり滑り(スロースリップ)現象に伴う地殻変動の影響が見られます。
    • その他の地方では、プレート運動による定常的な地殻変動が見られます。

問い合わせ先

国土交通省国土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター  地殻変動研究室長  飛田 幹男 (029-864-6925) 
測地観測センター      地殻監視課長    新田 浩  (029-864-5971)
測地観測センター      地震調査官     矢来 博司 (029-864-4825)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。