平成19年5月~6月の地殻変動について

発表日時:2007年7月9日(月)16時00分

全国の地殻変動概況

 別紙1~7は、国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網の観測結果から求めた5月中旬から6月中旬までの1ヶ月間の地殻変動を表したものです。
 硫黄島では、南東部の大きな隆起などの地殻変動が見られます(トピックス参照)。
 その他の地域では特に目立った変動は見られません。

トピックス

  • 伊豆大島では、島内の観測点を結ぶ基線で、平成19年3月頃からの小さな伸びが継続しています。
  • 別紙8・9[PDF形式:151KB]
  • 硫黄島では、平成18年8月頃からの電子基準点「硫黄島1」の隆起が継続しています。GPS機動連続観測点「M硫黄島」も4月17日の設置以降、隆起が継続しています。電子基準点「硫黄島2」の南方向の地殻変動も継続しています。
  • 別紙10・11[PDF形式:109KB]
  • 桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む基線で、長期的な伸びの傾向が見られます。
  • 別紙12[PDF形式:63KB]

問い合わせ先

国土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター  地殻変動研究室長  飛田 幹男 (029-864-6925)
地理地殻活動研究センター  専門調査官     川本 利一 (029-864-4837)
測地観測センター      地震調査官     中川 弘之 (029-864-4825)

補足説明

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