【資料ー2】電子基準点について

沖ノ鳥島に設置した電子基準点

 電子基準点(GPS-based Control Station)は、国土地理院が、地震・火山活動等の調査研究のための地殻変動監視及び各種測量の基準として利用するために設置したGPS連続観測施設です。
 離島や高山地域を除く一般的な電子基準点は、高さ5mのステンレス製ピラーで上部にGPS衛星からの電波を受信するアンテナ、内部には受信機と通信用機器を格納しています。基礎部には付属標を設置し、トータルステーション等を用いる測量にも利用することができるようになっています。

沖ノ鳥島電子基準点の構成要素


一般的な電子基準点


電子基準点「沖ノ鳥島」の設置位置図