平成16年6月~7月の地殻変動について
発表日時:2004年8月6日(金)16時00分
全国の地殻変動概況
- 国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網の観測結果から求めた地殻変動を表したものは別紙1から7のとおりです。
- 平成15年(2003年)十勝沖地震後の地殻変動(余効変動)が北海道地方において見られます。
- 東海地域およびその周辺においては、2001年頃からの長期的な地殻変動が継続しています。
- 過去1年の地殻変動は別紙8のとおりです。北海道に見られる大きな変動は平成15年(2003年)十勝沖地震によるものです。また、宮城県北部に見られる変動は、2003年7月26日の宮城県北部の地震によるものです。
トピックス
- 東海地域およびその周辺に見られるプレート境界のゆっくり滑りに起因すると思われる長期的な地殻変動は、依然継続しています。 (別紙9[PDF形式:61KB], 別紙10[PDF形式:135KB], 別紙11[PDF形式:134KB], 別紙12[PDF形式:85KB], 別紙13[PDF形式:57KB])
- 2003年9月26日に発生した平成15年(2003年)十勝沖地震の余効変動は、わずかながら継続しています。 (別紙14[PDF形式:90KB], 別紙15[PDF形式:74KB])
問い合わせ先
国土地理院 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 地理地殻活動研究センター 研究管理課長 津澤 正晴 (029-864-5969) 測地観測センター 地震調査官 畑中 雄樹 (029-864-4825)
全国の地殻変動概況の補足説明
1.全国の1ヶ月の地殻変動(2004年6月上旬から7月上旬、別紙1)[PDF形式:67KB]
- 平成15年(2003年)十勝沖地震後の余効変動が見られます。
-
(1)北海道地方(別紙2)[PDF形式:44KB]
- 平成15年(2003年)十勝沖地震後の余効変動が見られます。
- 目立った変動は見られません。
- 目立った変動は見られません。
- 目立った変動は見られません。
- 目立った変動は見られません。
- 大東諸島における北西方向の変動は、定常的なプレート運動によるものです。
- 全国的にプレート運動による定常的な変動が見られます。
- 2003年9月26日に発生した平成15年(2003年)十勝沖地震による変動が見られます。
- 2003年7月26日に発生した宮城県北部の地震による変動が見られます。
- 小笠原諸島、青ヶ島、大東諸島における変動は、定常的なプレート運動によるものです。