電子基準点シンポジウム～電子基準点の高度利用に向けて～を開催

  昨年５月に国土地理院が開始した電子基準点リアルタイムデータの提供により、民間においてセンチメートル精度でリアルタイムな測位サービスの提供が行われるようになり、現在、９３１点までの電子基準点リアルタイムデータが提供されています。

  本シンポジウムでは、[1]物流・運送、建設、福祉、安全管理等の測量以外分野において、電子基準点を利用する測位技術の利活用のあり方はどうあるべきか、[2]測量分野、GIS等の測量周辺分野等における電子基準点を利用する測位技術の利活用のあり方はどうあるべきかについて、利用者側の立場から、電子基準点リアルタイムデータの高度利用に関する技術的役割について、展望します。

  なお、このシンポジウムは、電子基準点を利用したリアルタイム測位推進協議会（会長：柴田正雄[しばた まさお] 前橋工科大学教授）との共催によるもので、昨年に引き続き第２回目の開催となるものです。