10月27日から電子基準点リアルタイムデータを電子基準点931点に拡大して提供します。

発表日時:2003年10月24日(金) 14時00分

  国土地理院(院長  星埜由尚[ほしの よしひさ])では、平成14年5月から電子基準点のリアルタイムデータ(以下、「リアルタイムデータ」と言う(別紙1参照)。)を提供しています。さらに利用しやすくするため、10月27日(月)から、リアルタイムデータを提供する電子基準点を現在の645点から931点に拡大します(別紙2参照)。

  リアルタイムデータの提供により、正確な位置を容易に求めることが可能になることから、測量分野における大幅な効率化や位置情報分野(ITS、カーナビ、GIS等)における新産業創出等が期待されています(別紙3参照)。

 

  電子基準点のリアルタイムデータの提供は、国土地理院から配信機関へのリアルタイムデータの提供と、配信機関から位置情報サービス事業者へのリアルタイムデータの配信を通じて行われます。位置情報サービス事業者は、リアルタイムに高精度で位置を求めたいユーザに対して仮想基準点方式等による位置情報の提供を行います。国土地理院は社団法人日本測量協会を配信機関に選定しています。

  今回のリアルタイムデータを提供する電子基準点の拡大により、リアルタイムで測位をより安定に行うことが可能になります。

 

 

問い合わせ先

国土地理院測地観測センター
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              衛星測地課長補佐    雨宮  秀雄    TEL  029-864-6258(直通)