磁気図2020.0年値の作成(要旨)
Geomagnetic Charts of Japan for the epoch 2020.0
著者
測地部 撹上泰亮・吉田賢司
要旨及び本文
国土地理院では,日本全国の地磁気分布とその永年変化を把握するため,地磁気測量を行っており,その成果として「磁気図」を作成し定期的に更新している.2022年2月2日には,最新版の磁気図として,2020年1月1日0時(UTC)における地磁気分布を表した「磁気図2020.0年値」を作成し,公表した.
磁気図2020.0年値の作成方法は磁気図2015.0年値のものを踏襲している.まず,国土地理院及び気象庁の地磁気連続観測データから主成分分析を用いて,地磁気の時間変化を表す時間関数と空間分布を表す空間関数を算出する.一等磁気点「礼文島」の観測値を用いて空間関数を補正(一等磁気点の同化)した上で,地磁気時空間モデルを構築した.そして地磁気時空間モデルにより,一等磁気点及び二等磁気点の2020.0年値を求め,これに地磁気連続観測点の年平均値,海上点データ(IGRFモデル値)を加えた地磁気値データからグリッドデータを作成し,磁気図を描画した.グリッドデータの作成にはGreen関数スプライン法を使用した.
磁気図は偏角,伏角,全磁力,水平分力及び鉛直分力の地磁気5成分の図を作成し,偏角一覧等と併せてホームページや地理院地図から公表した.また,作成したグリッドデータを元に,任意の地点における地磁気値(2020.0年値)を求める計算サイトを作成し,公表した.
本文[PDF:3,950KB]
磁気図2020.0年値の作成方法は磁気図2015.0年値のものを踏襲している.まず,国土地理院及び気象庁の地磁気連続観測データから主成分分析を用いて,地磁気の時間変化を表す時間関数と空間分布を表す空間関数を算出する.一等磁気点「礼文島」の観測値を用いて空間関数を補正(一等磁気点の同化)した上で,地磁気時空間モデルを構築した.そして地磁気時空間モデルにより,一等磁気点及び二等磁気点の2020.0年値を求め,これに地磁気連続観測点の年平均値,海上点データ(IGRFモデル値)を加えた地磁気値データからグリッドデータを作成し,磁気図を描画した.グリッドデータの作成にはGreen関数スプライン法を使用した.
磁気図は偏角,伏角,全磁力,水平分力及び鉛直分力の地磁気5成分の図を作成し,偏角一覧等と併せてホームページや地理院地図から公表した.また,作成したグリッドデータを元に,任意の地点における地磁気値(2020.0年値)を求める計算サイトを作成し,公表した.
本文[PDF:3,950KB]


