最終更新日:2026年3月16日

新しいジオイド・モデル「ジオイド2024日本とその周辺」の構築(要旨)

Establishment of New Geoid Model : Geoid 2024 Japan and Its Surroundings (JPGEO2024)

著者

測地部 平岡喜文・菅原安宏・小柳拓真・小川拓真・山本康生・古屋智秋
地理地殻活動研究センター 松尾功二

要旨及び本文

 衛星測位を基盤とする標高体系において,標高の基準となる新しいジオイド・モデルの構築を目指して航空重力測量及び地上重力データの再整備を実施した.これらの結果と各機関から提供を受けた地上重力データ及び船上重力データのほか,衛星重力データ,海面高度衛星データ等を加えて,新しいジオイド・モデル「ジオイド2024日本とその周辺」を構築した.
 2025年4月1日には,我が国の標高の基準と標高決定の仕組みを,全国の電子基準点で得られる楕円体高と「ジオイド2024 日本とその周辺」で得られるジオイド高から決定した標高を基盤とする体系に移行し,国土地理院が管理する基準点の標高成果を改定した.
 「ジオイド2024日本とその周辺」は「基準面補正パラメータ」と併せて基盤地図情報サイトから公開され,各種の測量等において,標高の基準として活用される.また,「ジオイド2024日本とその周辺」は陸海の位置情報のシームレスな統合において,地形図の土地の高さと海図の海の深さの地形情報の連結にも貢献できる.

本文[PDF:3,815KB]

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