令和6年能登半島地震の震源断層モデル
Fault Model of the 2024 Noto Peninsula Earthquake
著者
地理地殻活動研究センター 水藤尚・宗包浩志・桑原將旗
要旨及び本文
令和6年能登半島地震の発生に伴って,GNSS連続観測やだいち2号のSAR解析により,能登半島を中心に中日本全域で地殻変動が観測された.これらの地殻変動に基づいて,震源断層モデルの推定を行った.震源断層は震央から南西及び北東方向に100 km強の長さで,北東-南西走向で南東傾斜し,能登半島北岸に沿った位置に推定された.断層運動は,右横ずれ成分を含む逆断層型で,能登半島北西岸ではすべり分布モデルで最大約10 mのすべりが推定された.矩形断層モデルから計算される地震規模はモーメントマグニチュード7.44であった.震源断層モデルは,地震調査委員会に報告され,能登半島地震の地震活動の評価に活用された.
本文[PDF:2,669KB]
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