最終更新日:2024年10月23日

だいち2号を活用した口永良部島新岳噴火に伴う地表変化の検出(要旨)

Detection of surface changes associated with the eruptions of Mt. Shindake on Kuchino-Erabujima Island by using ALOS-2 (Daichi-2) data

著者

測地部   三浦優司・和田弘人・仲井博之・山中雅之・山田晋也・撹上泰亮・上芝晴香
地理地殻活動研究センター   矢来博司・小林知勝・森下遊

要旨及び本文

【要 旨】
 国土地理院では,2015年5月・6月に発生した口永良部島新岳の噴火に際し,陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(以下「だいち2号」という.)で取得した観測データから地表変化と変動の検出を試みた.
 2015年5月29日の噴火では,噴火前後の解析結果において,画像の非干渉域が火砕流等によって火山灰に覆われた範囲と概ね一致した.また,噴火前後に島内では主だった地殻変動は見られなかった.噴火前後の画像の比較から,大きな地形変化は新岳火口付近に限られることを確認した.なお,噴火からわずか約3時間後にだいち2号による緊急観測が行われ,29日中に解析結果の情報を防災関係機関に提供した.上記の一連の対応は,発災時にだいち2号のデータを用いて迅速に解析し,防災機関に情報提供するという観測・解析・提供に至る一連の対応の素早さを示したケースといえる.  
  
  本文[PDF:2,261KB]

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