最終更新日:2025年2月14日

霧島山(新燃岳)の噴火に伴う地理空間情報部の対応と課題

Responses of Geospatial Information Department of GSI to the Eruption of Kirishima Volcano in 2011

著者

地理空間情報部  小清水 寛

要旨及び本文

【要旨】
 国土地理院は,災害発生時に被災前後の状況を示す様々な地理空間情報(写真情報,地殻変動情報,地図情報)をWeb等により公開している.これらの公開作業は地理空間情報を作成した部毎に行われる場合と,電子国土Webシステム上にある程度集約して公開する場合がある.霧島山(新燃岳)の噴火にあたり,地理空間情報部では院内各部で作成された地理空間情報を電子国土Webシステム上で背景地図に動的に重ね合わせ,情報発信する作業を実施した.
 作業を通じて,電子国土Webシステム(特に非プラグイン版)での情報発信には課題があることが判明した.院内各部で作成された画像情報を背景地図へ重ね合わせる際に,画像情報のサイズ等によっては,タイムアウトや透過処理の失敗などが発生することがある.様々な制約のため,この課題をWebシステムの機能変更という抜本的な方法によって解決することは、現状では難しい.そこで,電子国土Webシステム(非プラグイン版)の現状の基本機能を変えることなく課題を解決するために,画像情報を背景地図画像と同じサイズの矩形タイルに分割する手法を考案した.分割した矩形タイル画像について地図画像との合成,サイズ圧縮などの処理を施したのちに,電子国土Webシステム(非プラグイン版)の背景地図として埋め込む方法と,電子国土Webシステムを使わずに連続的に表示させる二つの方法を試みた.
  
  本文[PDF:1,922KB]

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