最終更新日:2025年2月14日

霧島山(新燃岳)の噴火に伴う地殻変動

Crustal Deformation Associated with the Eruption of Shinmoedake Volcano, Kirishima Volcanic Group

著者

測地観測センター  川元智司
測地部  野神 憩・横川正憲

要旨及び本文

【要旨】
 国土地理院では,霧島山周辺で電子基準点によるGPS連続観測を行っている.電子基準点では,2009年12月頃から噴火まで山体の膨張を示すと思われる基線の伸びが観測され,山体北部に位置する「えびの」,南西部に位置する「牧園」では山体から遠ざかる向きにそれぞれ2.1cmの水平変位が観測された.噴火発生後,「えびの」,「牧園」では2011年2月1日にかけて山体に向かってそれぞれ1.4cm,1.7cmの変位が観測され,急激な山体の収縮が発生した.2月以降は,周辺の電子基準点において噴火前と同様の変動が継続しており,2011年7月中旬時点で噴火前までの変位量の約3分の1に達している.
  
  本文[PDF:1,367KB]

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