最終更新日:2025年2月14日

航空レーザ測量のDEMから作成した余色立体図等を用いた変動地形の観察

Investigation of Tectonic Landforms Using Anaglyphs Made from LiDAR DEMs

著者

応用地理部  岩橋純子・佐藤 忠・内川講二・小野 康・下地恒明・星野 実

要旨及び本文

【要旨】
 国土地理院では,国土地理院研究開発基本計画に基づき,「航空レーザ測量による活断層調査の高度化に関する研究開発」を行っている.本稿では,航空レーザ測量による活断層調査の高度化に関する研究開発の一環として,航空レーザ測量のDEMから作成した余色立体図等を作成した事例を紹介する.DEMは数値データであるため,倍率を加えることによって,地形の立体感を強調できる.さらに,標高値の対数から図を作成することによって,平地の凹凸を強調すると同時に段丘や山地については強調し過ぎないように抑え,広域を観察するために効率的な図を作成できる.また,空中写真と比較した最大の利点は,シームレスに広範囲を観察できることや,平野部の密集市街地について,建物の除去・凹凸の強調の上,地形を観察できることである.5mDEMから作成した画像は,おおむね,2万分1のモノクロ写真程度の判読性能であり,地形調査の実用に耐えると考えられる.
  
  本文[PDF:4,183KB]

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