最終更新日:2025年2月14日

中縮尺レベルの地理空間情報の時空間化に関する検討

Investigation about Spatiotemporalizing of Medium Scale Level Geospatial Information

著者

地理地殻活動研究センター  中埜貴元・小荒井 衛

要旨及び本文

【要旨】
 様々な地理空間情報のうち,主に2万5千分1地形図のような中縮尺レベルの情報を対象に,時空間化仕様を検討し,時空間化によるメリットや効率的な更新方法について考察した.
 時空間化仕様の柱となる時間情報については,時間に曖昧性を持たせた構造とし,ユーザに対して可能な限り適切な情報提供ができ,管理者にとっても整備の容易性に配慮した仕様を提案した.発生消滅型データについては,既研究成果を参考にし,被覆型データについては,発生消滅型データと同じ時間構造を担保できる仕様を新たに提案した.
 このデータ仕様に基づいて,つくば市の研究学園駅周辺において,過去10年間の時空間データセットを構築した.そのデータ更新に要した人日数は,現状のデータ更新に比べて約2倍となり,初期データの作成手法やその後の更新手法については課題が残された.なお,本論文は研究の視点から地理空間情報の時空間化を検討したものであり,国土地理院の今後の事業の方向性を論じたものではない.
  
  本文[PDF:1,344KB]

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