最終更新日:2025年4月9日

広域基盤データ(200000・1000000)の整備

Development of Broad Area Fundamental Data(200000/1000000)

著者

測図部  新藤昭彦・下地恒明

要旨及び本文

【要旨】
測図部では,平成21年度から小縮尺図の基幹データとして広域基盤データ整備に着手している.
広域基盤データは,道路,鉄道,地形,水系等を表した我が国全域を覆う小縮尺のベクトルデータであり,交通網・地形・水系等広域な概況を把握するのに適したデータである.現在,広域基盤データは,地図情報レベル200000及び1000000の2種類の構成となっている.
広域基盤データは,従来の紙地図を数値化しているため,小縮尺図特有の総描や転位等の編集要素を含んだデータである.また,広域基盤データにおける地物項目の取得基準は,従来の紙地図と同等の基準を継承しつつ,災害対策図への活用に資するべく,災害対策地理情報も併せて取得している.
今後,電子国土基本図の情報をもとに広域基盤データの即時更新を実施し,同データを利用した,各種の災害対策図の作成・提供,最新かつ共通の小縮尺図の電子国土Webシステムによる公開,紙地図の更新・刊行に向けた最新情報の反映等を実施する予定であり,広域基盤データを小縮尺図の基幹データとして位置付け,幅広い分野での活用を目指すものである.
本稿では,これらのデータ整備について解説する.
  
  本文[PDF:865KB]

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