地すべり性地表変動に関するSAR干渉画像判読カードの提案
Proposal for SAR Interferometry Image Interpretation Card on Landslide Surface Deformation
著者
地理地殻活動研究センター 佐藤 浩・小荒井 衛・飛田幹男
測地部 鈴木 啓・雨貝知美
地理調査部 関口辰夫
測地観測センター 矢来博司
要旨及び本文
【要旨】
陸域観測技術衛星「だいち」に搭載されているL バンド合成開口レーダー(Synthetic Aperture Radar:SAR)の観測データを用いた干渉解析によっ て,平成19年能登半島地震(M6.9)による地すべ り性地表変動が検出されたことが先行研究で報告さ れた.その研究では,SAR干渉画像から地すべり性 地表変動をどのように判読するのかが説明されてい る.その後,能登半島地震を例に,対象地区を増や してSAR干渉画像の判読例を解説した「地すべり性 地表変動に関するSAR干渉画像判読カード」を作成 して国土地理院のWebから公表した.本稿では,そ の判読カードの様式と内容を説明するとともに,山 形県鶴岡市七五三掛地区に平成21年2月から被害 を与えた地すべりを例として,SAR干渉画像判読カ ードを作成したので,その結果を報告する.


