平成18年7月豪雨災害に関する地理調査部の取り組み(要旨)

Responses of Geographic Department of GSI to the Heavy Rain Disaster in July,2006

地理調査部
永山 透・関崎賢一・関口辰夫・内川講二・野口高弘・佐藤宗一郎
Geographic Department
Toru NAGAYAMA, Kenichi SEKIZAKI, Tathuo SEKIGUCHI, Koji UCHIKAWA, Takahiro NOGUCHI and Soichiro SATO

要旨

 平成18年7月15日から24日にかけて、九州から本州付近に延びた梅雨前線の活動が活発となり、長野県中部や鹿児島県北部を中心に記録的な豪雨となった(平成18年7月豪雨)。この豪雨により、九州から東北地方南部の広い範囲にわたり浸水や斜面崩壊等による被害が発生した。特に記録的な豪雨となった長野県岡谷市周辺及び鹿児島県川内川流域においては大きな被害が発生した。
 本報告は、国土地理院地理調査部の平成18年7月豪雨に関する災害状況の把握と地図作成の取り組みの概要をとりまとめたものである。

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