東アジア絶対重力基準網確立に関する共同研究（２）
Collaboration in Establishment of Absolute Gravity Standard Station Network in East Asia (2)
測地部
平岡喜文・木村 勲・檜山洋平・本田昌樹・雨宮秀雄 Geodetic Department
Yoshifumi HIRAOKA, Isao KIMURA, Yohei HIYAMA, Masaki HONDA and Hideo AMEMIYA
企画部 鈴木平三
Planning Department Akira SUZUKI
京都大学大学院理学研究科 竹本修三・福田洋一・東 敏博
Graduate school of Science, Kyoto University
Shuzo TAKEMOTO, Yoichi FUKUDA and Toshihiro HIGASHI
平岡喜文・木村 勲・檜山洋平・本田昌樹・雨宮秀雄 Geodetic Department
Yoshifumi HIRAOKA, Isao KIMURA, Yohei HIYAMA, Masaki HONDA and Hideo AMEMIYA
企画部 鈴木平三
Planning Department Akira SUZUKI
京都大学大学院理学研究科 竹本修三・福田洋一・東 敏博
Graduate school of Science, Kyoto University
Shuzo TAKEMOTO, Yoichi FUKUDA and Toshihiro HIGASHI
要旨
国土地理院は京都大学大学院理学研究科と共同で、「東アジア絶対重力基準網確立に関する共同研究」（研究期間 平成14年度～17年度）を行った。この研究の一環として平成16年度から17年度の間に、マレーシア国コタキナバル、中華人民共和国香港、フィリピン共和国マニラ、沖縄県那覇市において、国土地理院が担当して絶対重力観測を行い、各重力点の重力値を求めた。
また、絶対重力観測と並行して行った相対重力観測による国際重力基準網1971（以下、「IGSN71」という。）の精度検証の結果から、東アジア・東南アジアではIGSN71は今回の重力観測結果に比べて重力値が大きな傾向が見られるものの、およそ100μGalの範囲内で一致した。
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また、絶対重力観測と並行して行った相対重力観測による国際重力基準網1971（以下、「IGSN71」という。）の精度検証の結果から、東アジア・東南アジアではIGSN71は今回の重力観測結果に比べて重力値が大きな傾向が見られるものの、およそ100μGalの範囲内で一致した。
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