浅間山周辺に設置された機動観測点の障害要因の究明と対策について(要旨)

Investigation and Countermeasure against the obstacle to measurement at mobile observation points located around Mt. Asama

測地観測センター
小清水 寛・石倉信広・雨貝知美・根本盛行
Geodetic Observation Center
Hiroshi KOSHIMIZU, Nobuhiro ISHIKURA, Tomomi AMAGAI and Moriyuki NEMOTO
測地部
岩田和美・山田晃子・沼川邦男・志茂久男
Geodetic Department
Kazumi IWATA, Akiko YAMADA, Kunio NUMAKAWA and Hisao SHIMO

要旨

 2004年に浅間山周辺に設置された2つの機動観測点では、冬季に地殻変動としては不自然な座標変化が見られ、山体の膨張や収縮の傾向の定量的な見積りに困難が生じた。浅間山周辺の正味の地殻変動を推測するために、この変動を分析した結果、レドームへの着雪による受信障害や凍上現象による基礎の傾斜が原因であることが判明した。さらに、これを踏まえて、2つの機動観測点に対して、レドームへの着雪や凍上現象を回避ないし軽減することを目的とした改良作業を実施した。

 戻る