平成15年(2003年)十勝沖地震に伴う基準点成果の改定(要旨)
The Revision of Geodetic Coordinates of Control Points Associated with the Tokachi-oki Earthquake in 2003
測地部
土井弘充・白井康友・大滝三夫・斉藤 正・湊 敏弘
千葉浩三・井上武久・住谷勝樹・菅原 準・田中愛幸・齋田宏明
Geodetic Departmen
Hiromitsu DOI, Yasutomo SHIRAI, Mitsuo OHTAKI, Tadashi SAITO, Toshihiro MINATO,
Hiromi CHIBA, Takehisa INOUE, Katsuki SUMIYA, Jun SUGAWARA, Yoshiyuki TANAKA and Hiroaki SAITA
測地観測センター
矢萩智裕・小島秀基・湯通堂 亨・雨貝知美・岩田昭雄
Geodetic Observation Center
Toshihiro YAHAGI, Hideki KOJIMA, Toru YUTSUDO, Tomomi AMAGAI and Masao IWATA
要旨
国土地理院では,2003年9月26日に発生した十勝沖地震(M8.0)で大きな地殻変動が認められた地域において,公共測量等に正確な測量の基準を与えるため,国土地理院が設置していた電子基準点,三角点及び水準点等約6,700点の成果を2005年4月に改定した.これらの基準点は,地球上における水平位置や高さを正確に測定した点で,すべての測量の基本となるものである.
また,国土地理院では,地震の影響により位置が変化した公共基準点等の成果改定を支援するため,地殻変動による水平位置の変化を補正するための座標補正ソフトウェア「PatchJGD」を作成し,国土地理院のホームページ上で公開している.
本報告では,国土地理院が実施した十勝沖地震に伴う基準点成果改定の概要について報告する.
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また,国土地理院では,地震の影響により位置が変化した公共基準点等の成果改定を支援するため,地殻変動による水平位置の変化を補正するための座標補正ソフトウェア「PatchJGD」を作成し,国土地理院のホームページ上で公開している.
本報告では,国土地理院が実施した十勝沖地震に伴う基準点成果改定の概要について報告する.
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