時報 vol.94 この間(1月~6月)のできごと

1月1日 コンピュータ2000年問題でGPS連続観測システムに一時障害
 国土地理院は、コンピュータ西暦2000年問題の対応として、コンピュータシステムの稼動状況の点検を2000年1月1日午前零時から実施した。
 1日14時に、GPS連続観測システムの一部(全電子基準点の約2割)のデータがダウンロードできなくなるという障害が発生したため、直ちに原因の調査と復旧に向けた対応を行った。その結果、GPSのデータ提供に1日の遅延が生じたものの、全てのデータは無事に提供された。

 

1月7日~2月26日 「全国児童生徒地図優秀作品展」を開催
 「地図と測量の科学館」は、全国各地(札幌市、旭川市、仙台市、岐阜市、鳥取市、広島市、徳島市)で行われた「児童生徒の地図に関する作品展」の優秀作品71点を一堂に集めた企画展第三回「全国児童生徒地図優秀作品展」を1月7日から2月26日まで開催した。

 

1月14日 国土地理院研究評価委員会を開催
 国土地理院は、1月14日、関東地方測量部において平成11年度第2回国土地理院研究評価委員会を開催した。

 

1月17日~26日 北淡国際活断層シンポジウムで発表
 1月17日から26日まで、兵庫県北淡町において、北淡国際活断層シンポジウム(主催:北淡町ほか3団体 共催:地質調査所ほか2団体 後援:国土地理院ほか11団体)が開催された。国土地理院からは地理調査部と地理地殻活動研究センターの職員が参加し、都市圏活断層図の紹介や地殻変動に関する研究成果の発表などを行った。

 

1月17日~28日 第20回国連地名専門家グループ会合に出席
 国土地理院の永井測図部長は、1月17日から28日、米国ニューヨーク市の国連本部で開催された国連地名専門家グループ会合に出席した。

 

1月19日~28日 社会基盤情報管理計画調査の作業監理ためセネガル国へ職員を派遣
 国土地理院は、1月19日から28日まで、JICAの開発調査として実施している「セネガル国ダカール首都圏社会基盤情報管理計画調査」の作業監理委員として、岩瀬国際交流室長補佐を派遣した。

 

1月21日、22日 「技術交流inつくば 2000」へ出展
 1月21日、22日の両日、筑波研究学園都市の研究機関の研究成果を紹介し、研究者と地域の民間企業の技術者、一般市民との交流を深めようと、「技術交流inつくば2000」が、つくば国際会議場「エポカルつくば」で開催された。

 

1月22日 シンポジウム「児童生徒の地図との出会い」を開催
 国土地理院は、1月22日、「地図と測量の科学館」オリエンテーションルームにおいて、シンポジウム「児童生徒の地図との出会い~地図と友達になろう~」を開催した。 

 

1月26日 「地図と測量の科学館」入館者10万人突破
 1月26日、「地図と測量の科学館」の入館者が10万人を突破した。10万人目の入館者は、茨城県鉾田町の川島ちゑ子さん。川島さんには、国土地理院長から花束と記念品として2万5千分1地形図、5万分1地形図、20万分1地勢図、科学館を紹介した冊子などが贈られた。

 

2月1日 平成11年都道府県市区町村別面積を公表
 国土地理院は、平成11年10月1日現在の全国都道府県市区町村別の面積値をとりまとめ、2月1日、国土地理院のホームページで公表した。

 

2月1日 土地条件図「和歌山」を提供開始
    ―和歌山平野の微地形が明らかに―
 国土地理院は、2月1日、2万5千分1土地条件図「和歌山」の提供を開始した。

 

2月1日 「数値地図25000(地名・公共施設)」を提供開始
 国土地理院は、2月1日、「数値地図25000(地名・公共施設)」の提供を開始した。

 

2月7日 UJNR地震調査専門部会国内部会を開催
 2月7日、関東地方測量部においてUJNR地震調査専門部会第28回国内部会(部会長:国土地理院長)が開催され、城処国土地理院長ほか6名の国内委員が出席した。

 

2月9日 暗示型数値情報システム講演会を開催
 国土地理院は、2月9日、地図と測量の科学館オリエンテーションルームにおいて、暗示型数値情報システム講演会を開催した。

 

2月10日~23日 ハザードマップ技術能力評価のためカリブ諸国の2ヶ国に職員を派遣
 国土地理院は、カリブ災害緊急対応機関(CDERA)の要請に基づき、2月10日から23日の間、JICA短期専門家として、明野地理第三課火山調査係長をバルバドス国とトリニダード・トバゴ国に派遣した。

 

2月11日 「国土地理院ホームページ」の訪問者が100万人を突破
 国土地理院ホームページの訪問者が、2月11日に100万人を超えた。

 

2月13日~15日 衛星データ利用技術指導のためタイ国に職員を派遣
 国土地理院は、宇宙開発事業団からの要請を受け、2月13日から15日、衛星データ利用パイロットプロジェクトの技術指導の目的で、福島環境地理情報企画官をタイ国に派遣した。

 

2月17日 セミナー「測量新技術の将来予測」を開催
 国土地理院は、2月17日、本院において、セミナー「測量新技術の将来予測」を開催した。このセミナーは、測量技術の将来予測とその測量技術が測量界や社会に与えるインパクトについて、各分野の主導的な学識経験者を招いて行われたものである。

 

2月17日~19日 「ゆきみらい2000とやま」で出展
 「感じてみよう!21世紀の雪のぬくもり」をテーマに、「ゆきみらい2000とやま」が2月17日から19日の3日間、富山市を中心に開催された。
 北陸地方測量部は、メイン会場であるテクノホール(富山産業展示館)に、50mメッシュ標高データを用いて作成した陰影段彩図や各種鳥瞰図、富山湾全域の沿岸海域地形図、余色立体図を展示した。

 

2月18日~20日、27日 「ふるさと発見伊能忠敬道中地図コンテスト」作品展、四国地方 各県で開催
 「ふるさと発見伊能忠敬道中地図コンテスト」作品展(主催:ふるさと発見伊能忠敬道中地図コンテスト実行委員会 後援:国土地理院ほか)が、2月18日から20日、香川県土地家屋調査士会館で、2月27日、徳島県立城東高等学校で開催された。

 

2月21日 第136回地震予知連絡会を開催
 国土地理院は、2月21日、関東地方測量部において第136回地震予知連絡会を開催した。国土地理院からは、GPSによる地殻変動の最新情報などを報告した。

 

2月22日 平成12年度航空測量連絡協議会を開催
 国土地理院は、2月22日、関東地方測量部において平成12年度航空測量連絡協議会を開催し、国土地理院から永井測図部長ほか8名、防衛庁から高見澤調査課長ほか14名が出席した。
 会議では、平成11年度の実施報告のほか、平成12年度の計画についての審議がされ、承認がなされた。

 

3月1日 2万5千分1火山土地条件図「有珠山」を提供開始
 国土地理院は、3月1日、2万5千分1火山土地条件図「有珠山」の提供を開始した。
 火山土地条件図「有珠山」は、有珠山を囲む伊達市・虻田町・壮瞥町にまたがる約250km2を対象に、火山地形分類と防災関連施設などを表示し、裏面には有珠山周辺の土地の成り立ちや解説文を掲載している。

 

3月3日 「GIS国際フォーラム2000 in GIFU」を開催
 国土地理院は岐阜県とともに、3月3日、岐阜市未来会館においてセミナー「GIS国際フォーラム2000inGIFU-国及び地方公共団体におけるGIS導入の実際-」を開催した。国土地理院からは、村上地理情報システム推進室長が「GISの普及促進に向けた国の取り組み」と題した講演を行った。

 

3月4日~12日 GIS調査のため米国に職員を派遣
 国土地理院は、3月4日から12日まで、GIS関係省庁連絡会議合同調査団の一員として鎌田企画部測量管理官を米国に派遣した。

 

3月6日~10日 ISO/TC211第10回総会に出席
 GISの標準化を検討しているISO/TC211(地理情報/Geomatics)の第10回総会と作業部会会議が、3月6日から10日まで南アフリカのケープタウンで開催され、日本から国土地理院の稲葉研究企画官ほか5名が出席した。

 

3月6日~4月14日 企画展示『立体地形模型の世界』を開催
 「地図と測量の科学館」は、3月6日から4月14日まで、企画展示『立体地形模型の世界』を開催した。この企画展示は、故古澤春雄・春子夫妻が作製した日本火山地帯精密地形模型76点を昨年9月に古澤家より国土地理院に寄贈いただいたのを機に開催したものである。

 

3月7日 地名等に関する連絡協議会を開催
 国土地理院と海上保安庁水路部による「第61回地名等に関する連絡協議会」が、3月7日、海上保安庁で開催された。

 

3月9日 沿岸海域測量業務連絡会議を開催
 第41回沿岸海域測量業務連絡会議が、3月9日、海上保安庁水路部において開催された。

 

3月16日 第7回地球地図国際運営委員会に出席
 第7回地球地図国際運営委員会(ISCGM)が、3月16日、南アフリカのケープタウンで開催され、国土地理院から秋山地理調査部長と福島環境地理情報企画官が出席した。

 

3月17日 平成11年度第2回地理情報標準委員会を開催
 国土地理院は、3月17日、平成11年度第2回地理情報標準推進委員会を麹町会館(東京)で開催した。

 

3月22日~26日 東京エアロスペース2000に出展
 国土地理院は、3月22日から26日、東京ビッグサイトにおいて開催された「2000年国際航空宇宙展(通称:東京エアロスペース2000)」(主催:(社)日本航空宇宙工業会後援:建設省ほか)に「宇宙から捉えた地球の姿」と題して出展し、VLBI、GPS、SARで捉えた地殻変動の様子や人工衛星データを利用した国土監視に関する研究などを紹介した。

 

3月23日 クリアリングハウス・ゲートウェイを公開
 国土地理院は、昨年からホームページで公開中の「クリアリングハウス」に、国際規格に準拠し、米国と連携した我が国初のゲートウェイ(分散検索システム)を3月23日に導入した。このことにより、国土地理院ホームページが、世界中の地理情報へのポータルサイト(アクセスするための入り口)として機能する。

 

3月27日 南極地域観測隊が帰国
 3月27日、第40次南極地域観測隊越冬隊員の測地部測地第二課福崎技官、第41次同隊夏隊員の測図部地形課筒井技官の2名は、貴重な観測データを収集し、無事帰国した。

 

3月29日 有珠山噴火に緊急対応
 国土地理院は、3月27日から活動が活発化している有珠山の火山活動に対応するため、3月29日、災害対策本部(本部長:城処求行国土地理院長)を設置するとともに、緊急現地調査班3名を派遣した。

 

3月31日 第3回国土地理院政策懇談会を開催
 国土地理院は、3月31日、第3回国土地理院政策懇談会を関東地方測量部において開催した。委員からは、「構想策定にあたっては、社会のニーズを十分に踏まえること。情報取得のための仕組みづくりを考える必要があること。」など、多くの意見が出された。

 

4月 岩手山の航空磁気測量図が完成
 国土地理院は、平成11年度から火山地域を対象とした航空磁気測量を実施しており、このほど岩手山とその周辺地域の航空磁気測量図を完成した。今年度は、樽前山とその周辺地域を対象に実施する。

 

4月 電子基準点データのリアルタイム提供を開始
 国土地理院は、電子基準点データのリアルタイム提供を開始した。このことにより、電子基準点で取得したGPSデータを観測点に無線で送信することにより、リアルタイムでかつ高精度な測位を可能にする。

 

4月11日~14日 国連アジア太平洋地域地図会議およびアジア太平洋GIS基盤常置委員会に出席
 4月11日から14日、マレーシア国クアラルンプール市で、第15回国連アジア太平洋地域地図会議(UNRCCAP)および第6回アジア太平洋GIS基盤常置委員会(PCGIAP)の合同会議が開催され、日本から星埜参事官を代表とする6名が出席した。

 

4月12日 第66回地震調査委員会に出席
 4月12日、第66回地震調査委員会が科学技術庁で開催され、国土地理院から村上地殻変動研究室長ほかが出席した。国土地理院からは、有珠山周辺に設置してあるGPS連続観測点のデータ解析結果から捉えられた山体変化および周辺の地殻変動に関する報告を行った。

 

4月19日 第1回地理地殻活動研究センター発表会を開催
 4月19日、国土地理院大会議室において、第1回地理地殻活動研究センター発表会を開催した。

 

4月21日 第10回国土地理院技術報告会を開催
 4月21日、国土地理院大会議室において、「第10回国土地理院技術報告会」を開催し、地方測量部の職員を含めた延べ182名が参加した。

 

4月21日 第41回科学技術週間で国土地理院施設を一般公開
 国土地理院は、平成12年度科学技術週間行事の一環として、4月21日に施設の一般公開を行い194名の見学者あった。

 

4月21日~5月27日 第3回「地図屋さんの作品展」を開催
 「地図と測量の科学館」は、(社)日本地図調製業協会と国土地理院の主催による、企画展「地図屋さんの作品展」を4月21日から5月27日のまで開催した。

 

4月28日 有珠山の地殻変動を監視
 国土地理院は、有珠山の噴火活動にともなう山体変化と地殻変動を捉える目的で観測体制を強化している。4月28日には、平成12年度一般会計予備費の使用が閣議決定され、国土地理院には、GPSによる地殻変動観測、測距・測角観測、水準測量、地形変動量調査および空中物理探査のための経費が認められた。これにより、さらに観測体制を強化し、長期化しつつある噴火活動に対応する。

 

5月1日 沿岸海域地形図・沿岸海域土地条件図「天草中部」を刊行
 国土地理院は、5月1日、八代海北西部の海域の地形、地質などの情報をまとめた2万5千分1沿岸海域地形図・沿岸海域土地条件図「天草中部」を刊行した。

 

5月3日~5日 第1回「全日本歩測大会」と「くらしと測量・地図展」開催
 5月3日,4日、東京都立武蔵野中央公園において、第1回「全日本歩測大会」(主催:同実行委員会 後援:国土地理院)が開催された。
 また、5月3日から5日には、関東地方測量部ほかが主催して「くらしと測量・地図展」を歩測大会会場にほど近い武蔵野市立千川小学校体育館で開催した。

 

5月12日 国土地理院研究評価委員会を開催
 国土地理院は、5月12日、関東地方測量部で、平成12年度第1回研究評価委員会を開催しました。
 会議では、平成13年度からの開始を目指す特別研究新規課題候補6課題について評価をいただいた。

 

5月12日~18日 有珠山の地殻変動把握のため各種測量を実施
 国土地理院は、有珠山の火山活動に伴う地殻の上下変動を高精度に把握するため、5月12日から18日まで水準測量を実施するとともに、写真測量により水平位置および高さの変化を計測した。

 

5月15日 第137回地震予知連絡会を開催
 国土地理院は、5月15日、関東地方測量部において第137回地震予知連絡会を開催した。
 会議では、有珠山の活動に関連した地殻活動および最近の活断層調査などの報告があった。

 

5月18日 国際標準に沿った全国レベルのGIS基盤情報整備に着手
 国土地理院は、今年度から3ヶ年の計画で、25000レベルのGIS基盤情報整備事業に着手した。
 同事業は、全国を対象に、GIS構築の基盤データとなる地図情報を2万5千分1地形図から数値化するもので、データ整備に当たっては、「地理情報標準」を国内では初めて適用する。

 

5月21日 平成12年測量士・測量士補試験を実施
 国土地理院は、5月21日、全国の15都市19会場において、平成12年測量士・測量士補の国家試験を実施した。
 今年の受験者数は、測量士4,025名、測量士補21,874名であった。

 

5月22日 JICA集団研修「環境地図作成技術」コースを開講
 国土地理院は、5月22日、平成12年度JICA集団研修「環境地図作成技術」コースを開講した。

 

5月22日 第85回火山噴火予知連絡会に出席
 5月22日、火山学者や防災関係機関でつくる「火山噴火予知連絡会」が気象庁において開催され、国土地理院からは、村上地殻変動研究室長ほか4名のオブザーバーが出席した。

 

5月25日~29日 「地図展2000ながさき」を開催
 5月25日から29日までの5日間、長崎市の「メルカつきまち」を会場として、「地図展2000ながさき」を国土地理院ほか関係7団体の主催により開催した。期間中は、7,058人の入場者があった。

 

5月30日 国土地理院の職員が測量技術奨励賞を受賞
 5月30日、測図部写真測量技術開発室の岡谷建設技官(現在、科学技術庁に出向中)が測量技術奨励賞を受賞した。

 

6月2日 第29回国土地理院技術研究発表会を開催
 国土地理院は、6月2日、東京都新宿区の安田生命ホールにおいて第29回国土地理院技術研究発表会を開催し、337名の来場者があった。
 また、特別講演としてジャーナリスト 立花隆氏による「認識の原点としてのマッピング -サル・ヒト・ロボット・宇宙-」と題した講演が行われた。

 

6月4日 「測量と地図のフェスティバル2000」を開催
 国土地理院は、6月4日に「地図と測量の科学館」をメイン会場として「測量と地図のフェスティバル2000」を開催した。この催しは、「測量の日」の記念行事として、測量・地図への幅広い理解と関心を一層深めてもらうことを目的に平成元年から毎年行われている。当日は天候にも恵まれ、2,304名の入場者があった。

 

6月4日~7月28日 企画展「我が国の近代測量・地図作成の黎明期」を開催
 地図と測量の科学館において、6月4日から7月28日まで、企画展「我が国の近代測量・地図作成の黎明期」を開催した。

 

6月5日 インターネットで100年余の験潮記録を公開
 国土地理院は、6月5日、明治以来100年余に渡る験潮記録をインターネットで公開した。

 

6月5日~8日 米国地質学会ペンローズ会議に参加
 米国地質学会主催によるペンローズ会議「カスケード大地震300周年」が、6月5日から8日まで、米国オレゴン州シーサイドにおいて開催され、国土地理院からは地殻変動研究室鷺谷主任研究員が参加した。

 

6月14日 南極地域観測統合推進本部総会に出席
 6月14日、第116回南極地域観測統合推進本部総会が東京で開催され、第42次南極地域観測隊の隊員などが決定された。第42次隊の隊員には、測地部測地第一課木村重力係長が決定した。

 

6月15日 日韓測地・地図協力会議を開催
 第27回日韓測地・地図協力会議が、6月15日に国土地理院で開催され、韓国側からは国立地理院の閔(ミン)測地課長ほか3名が出席した。
 この会議は、日韓両国の測地・地図作成事業の推進、地球科学の発展および地球環境保全に資するため、1974年から毎年開催地を日韓交互にして開催している。

 

6月19日 第17回ISO/TC211国内委員会に出席
 6月19日、(財)日本測量調査技術協会において、第17回ISO/TC211国内委員会が開催され、国土地理院から矢口企画部長ほか5名が出席した。

 

6月19日 国土地理院政策懇談会を開催
 国土地理院は、6月19日、関東地方測量部において、第4回国土地理院政策懇談会を開催した。同懇談会は、国土地理院の基本的な政策について、有識者から将来に視野をおいたアドバイスを得ることを目的としてる。

 

6月21日 UJNR地震調査専門部会第29回国内部会を開催
 6月21日、国土地理院において、UJNR(天然資源の開発利用に関する日米会議)地震調査専門部会第29回国内部会が開催され、国内委員9名、オブザーバ6名、事務局4名の合計19名が出席し、11月に米国で行われるUJNR地震調査専門部会第3回合同部会に向けての話し合いがもたれた。

 

6月21日 中国地方測量部が測量技術講演会を開催
 中国地方測量部は、6月21日、「第5回中国地区測量技術講演会」(主催:中国地方測量部ほか)を、山口市の「ぱるるプラザ山口」で開催した。

 

6月26日 三宅島火山活動および新島・神津島近海地震に緊急対応
 国土地理院は、6月26日から活動が活発化した三宅島の火山活動に対応するため、同日、災害対策本部(三宅島)(本部長:城処求行国土地理院長)を設置した。

 

6月28日~30日 「全国測量技術大会2000」に参加
 6月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイトにおいて日本測量協会ほか関係3団体の主催による「全国測量技術大会2000」が開催され、約27,000名の入場者があった。

 

6月30日 JICA集団研修「測量技術2)」コースが修了
 6月30日、平成11年度JICA集団研修「測量技術II」コースが修了した。