鷹見泉石(たかみせんせき)1785-1858

先人たちのこどものころ:鷹見泉石(たかみせんせき)

― 地図・地理書などを多数収集し、自らも地図を作成した ―

画像:鷹見泉石

画 伊藤久美子(伊藤デザインルーム)


鷹見泉石(たかみせんせき)について

古河藩士(こがはんし)の子供に生まれた泉石(せんせき)は、8歳のときに母に死なれました。その後、二人の継母(新しいお母さん)をむかえることになりました。

12歳のときには江戸の藩の屋敷(はんのやしき)に入り、父とともに藩主(はんしゅ)の土井利厚(どいとしあつ)の近くにいて、殿(との)のめんどうをみました。その後も、殿の近くにいて出世し、ゆうふくに、なに不自由なくすごしました。

その間、蘭学(らんがく)、語学(ごがく)、地理学(ちりがく)などいろいろなことに興味をもち、勉強にはげんだそうです。