口永良部島周辺のGNSS連続観測結果

 国土地理院では、GNSS連続観測によって得られる口永良部島周辺の地殻変動の状況について、ホームページ上で1日1回提供しています。
 国土地理院による観測では、「枕崎」―「口永良部島」基線では2020年11月頃から短縮が見られます。また、「口永良部島」は2020年11月頃から隆起しています。2015年の噴火の後「上屋久2」-「口永良部島」基線に見られた長期的な縮みが、2018年半ば以降はほぼ停滞しています。

地殻変動グラフを見る際の注意点

 地殻変動の情報を迅速に提供するため、GNSS観測から2日後に公開される暫定的な衛星軌道情報を用いて解析することで得られる結果(R3:速報解)も表示しています。このR3:速報解は、最終的な解析(F3:最終解、精密な衛星軌道情報を利用)によって得られる結果よりもばらつきが大きく、大きな外れ値が発生することがあります(GNSS測位の誤差に関するページ)。こうしたことから、プロット1点ごとではなく、全体のプロットから地殻変動の傾向を捉えることができるグラフとなっています。解析結果は、今後の精査によって変わることがあります。

問い合わせ先

国土地理院
測地観測センター  地殻監視課長    仲井 博之  (直通 029-864-5971)
測地観測センター  地殻監視課長補佐  都筑 三千夫 (直通 029-864-6259)